Grotrian(グロトリアン)

GROTORIAN(グロトリアン)

GROTORIAN(グロトリアン)

キャッチフレーズ

スタインウェイ発祥の工房に起源を持つ、ドイツの老舗ブランド

創業者

フリードリヒ・グロトリアン

創業年

1835年

本社所在地・製造拠点

ブラウンシュヴァイク(ドイツ)

特徴

・アリコート方式による明るく豊かな中高音

・歴史に裏付けられた高い品質

・星型(X型)支柱の堅牢な背面構造による、耐久性の高いケース(アップライトピアノ)

主要モデル

【アップライトピアノ】

CONCERTINO、CLASSIC、CARAT、CONTOUR

【グランドピアノ】

Concert Royal、Concert、Charis、Cabinet、Chambre

歴史(略歴)

モスクワで音楽事業を営んでいたフリードリヒ・グロトリアンが母国ドイツに戻り、テオドール・シュタインヴェーグ(スタインウェイ&サンズの創業者ハインリッヒ・エンゲルハート・スタインヴェグの長男)のピアノ工房の共同経営者となり、1835年にグロトリアンとして創業しました。

1865年にテオドールがニューヨーク(アメリカ)のスタインウェイ&サンズに加わった際に、グロトリアンは一族による経営をスタートさせ、後のヤマハが高級モデルに応用することになるアップライトピアノの星型(X型)支柱など独自の技術を開発して評価を得ることになり、クララ・シューマンをはじめヨハネス・ブラームスやジュゼッペ・ヴェルディなど多くの音楽家が愛奏しました。

1913年には500人の従業員が従事するまでに成長し、毎年約1,600台のピアノを生産していました。1920年には従業員が1,000人に増えましたが、世界恐慌と第二次世界大戦により生産が途絶えました。1948年までには生産が再開され、現在では香港を拠点とするピアノメーカー、柏斯琴行(Parsons Music Group)の傘下で生産を続けています。

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