ピアノの情報ブログ

ピアノの情報ブログの使命は、あらゆるピアノの情報を共有し、 皆様の素晴らしいピアノライフを応援することです。

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はじめに

本記事の目的

ピアノの購入を検討している方の中には、価格を理由に中古ピアノを視野に入れているものの、その品質や寿命に対して不安を感じている方も少なくありません。本記事では、30年前のヤマハやカワイの中古ピアノが現在でも使用可能であるか、そして「長持ちするピアノ」を見極めるための条件について、専門家の視点から詳しく解説します。中古ピアノ購入における心理的なハードルを下げ、安心して長く使える一台を見つけるための情報を提供することを目的としています。

30年前のヤマハ&カワイ中古ピアノの“寿命”と特徴

アップライトピアノ/グランドピアノとは


ピアノには大きく分けて、壁際に設置する縦型の「アップライトピアノ」と、弦が水平に張られた「グランドピアノ」の2種類があります。アップライトピアノは省スペースで設置しやすく、一般家庭で広く普及しています。一方、グランドピアノは弦が長く響板も広いため、より豊かな音量と多彩な表現力を持ち、コンサートホールや専門家によく選ばれます。

ピアノの寿命を左右する主な要素

ピアノの寿命は、一般的に30年から100年以上とされており、「半永久的に使える楽器」とも言われます。しかし、これは適切なメンテナンスと良好な使用環境が保たれている場合です。ピアノの寿命を左右する主な要素は以下の通りです。

    • 製造メーカーと品質: 信頼できる大手メーカー製であるか、使用されている材料の品質が高いか。

 

    • 使用環境: 湿度や温度の変化が激しい場所、直射日光が当たる場所は木材の劣化や金属のサビを引き起こし、寿命を縮める原因となります。

 

    • 使用頻度: 毎日長時間演奏するピアノと、年に数回しか弾かないピアノでは、部品の消耗度が大きく異なります。

 

    • メンテナンス状況: 定期的な調律や修理、部品交換が行われているかどうかは、ピアノの寿命を大きく左右します。

 

ヤマハ・カワイ中古ピアノの特徴

ヤマハとカワイは、日本が世界に誇る2大ピアノメーカーであり、どちらも高い品質を誇ります。

    • ヤマハピアノ: 全般的に明るく煌びやかな音色と軽快なタッチが特徴です。特に昭和30年代から50年代のアップライトピアノは、現行の新品よりも良い音やタッチを持つものが多いと評価されています。

    • カワイピアノ: 落ち着いたまろやかな音色と重めのタッチが特徴です。早くからアクションにプラスチック素材を取り入れていますが、スティック(アクションの動きが悪くなる症状)の発生には湿度管理が重要になります。

 

30年前のヤマハ・カワイのピアノも、適切な手入れがされていれば現役で十分使えるものが多いのが実情です。

使用状況と置かれていた環境がもたらす影響

使用頻度による消耗度の違い


ピアノの部品は使用すればするほど消耗します。特にハンマーやフェルト、弦といった部分は、演奏頻度と強さに比例して劣化が進みます。

例:小学生が1日1時間練習した場合

例えば、小学生が1日1時間程度ピアノを練習するような家庭での使用頻度であれば、消耗の度合いは比較的緩やかです。しかし、同じ1年でも音大生が毎日数時間、高度な練習で激しく弾き込む場合とは、部品の消耗度が大きく異なります。調律師によれば、毎日5時間練習を5年間続ければ、何らかの不具合が出てくる可能性があるとのことです。長期間使用する中で、ハンマーのフェルトが硬くなったり、弦に溝が深く入ったりすることで音色が悪くなることがあります。その際は調律師へご相談いただき、部品の調整や交換を行っていただきます。

設置環境(湿度・温度・直射日光など)の重要性

ピアノは木材、フェルト、金属など多様な天然素材で構成されているため、湿度や温度の変化に非常に敏感な楽器です。

    • 湿度: 理想的な湿度は40〜60%程度。湿気が高すぎると木材やフェルトが膨張し、鍵盤の動きが悪くなったり、金属部分にサビが発生したりします。カビの発生原因にもなります。逆に乾燥しすぎると、木材が収縮してひび割れや部品のゆるみが生じ、雑音の原因となることがあります。

 

    • 温度: 理想的な温度は15〜25℃程度。急激な温度変化はピアノに大きな負担をかけ、音程の狂いや部品の劣化につながります。

 

    • 直射日光: 直射日光が当たる場所に設置すると、外装の変色や木材の反り、ひび割れの原因となります。

 

    • 空調の風: エアコンや暖房器具の風が直接当たる場所も、乾燥や結露の原因となるため避けるべきです。

 

人が快適と感じる環境が、ピアノにとっても最適な環境と言えるでしょう。設置場所は直射日光が当たらず、風通しが良く、湿度・温度が一定に保たれる場所を選ぶことが重要です。

中古ピアノの「長持ち」の条件

長持ちするピアノ選びのポイント

長持ちする中古ピアノを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。

    • 信頼できる販売店を選ぶ: 中古ピアノは個体差が大きいため、しっかりとしたメンテナンスを行う技術者が在籍し、アフターフォローが充実している販売店を選ぶことが最も重要です。修理工房を併設している店舗であれば、より安心です。

 

    • 響板とフレームのチェック: 音を響かせる重要な「響板」にひび割れや駒の沈下がないか、また「フレーム(金属プレート)」に折れやひび割れがないかは、楽器として致命的な欠陥となるため、必ず確認しましょう。

 

    • 鍵盤のチェック: 鍵盤の高さが揃っているか、横揺れがないか、スムーズに動くかを確かめます。

 

    • ペダルのチェック: ペダルを踏んだ時にガタつきがないか、適切に機能するかを確認します。

 

    • 音色とタッチ感の確認: 実際に試弾してみて、自分好みの音色と弾き心地であるかを確認することが大切です。弾けない場合はスタッフに弾いてもらいましょう。

 

調律・オーバーホール・部品交換の実例

ピアノは適切に手入れをすれば100年以上使えると言われる丈夫な楽器です。しかし、ハンマーや弦、フェルト類などの消耗部品は耐用年数がくれば交換が必要です。

    • 調律: ピアノの弦は約230本あり、それぞれ約90kgの張力で張られています。この張力は時間とともに緩むため、少なくとも年に1回は調律が必要です。調律は音程を合わせるだけでなく、ピアノの健康診断としての役割も果たします。

 

    • 部品交換: ヤマハのアップライトピアノでは、フレンジコードやブライドルテープといった部品が経年劣化で切れたりひび割れたりすることがあります。カワイのアップライトピアノでは、バットスキンやキャッチャースキンといった人工皮革部品が劣化しやすく、質の良い本革への交換が推奨されます。これらの部品は、交換することでタッチ感や音色を改善し、演奏性を高めます。

 

    • オーバーホール: ピン(弦を巻く部品)が緩んで調律不能になった場合や、ハンマーの劣化が著しい場合などには、ピンや弦、ハンマー、フェルト類などの主要部品を全て交換するオーバーホールが必要になります。これにより、新品に近い状態に回復させることが可能です。費用はアップライトピアノで50万円から60万円以上が目安となります。

 

メンテナンスの実際と専門家現場のこだわり

1年に1回の調律や消耗パーツ交換の必要性


ピアノを最適な状態で維持するためには、1年に1回の調律が基本です。演奏頻度が高い場合や、湿度・温度の変化が激しい環境では、年2回以上の調律が推奨されます。調律は、単に音程を合わせるだけでなく、「整調(アクションメカニズムの調整)」と「整音(ハンマーの音色調整)」という、ピアノの性能を最大限に引き出すための重要な作業を含んでいます。これらの作業を怠ると、音色やタッチが悪くなり、演奏の質が低下するだけでなく、部品の劣化を早めることにもつながります。消耗パーツは、基準値に満たないものは交換することで、快適な演奏性を保てます。

グランドギャラリーの整備基準について


グランドギャラリーでは、すべての中古ピアノを自社工房でメーカー品質のメンテナンスを行っています。厳しい基準のもと検品を行い、状態の良いピアノを選別し、修理・調整・展示しています。基準値以下の部品は交換し、基準に満ちているものはオリジナルパーツを大切に使用することで、ピアノ本来の個性や魅力を引き出すことにこだわっています。

調律師や修理現場のエピソード

多くの調律師は、昔の日本のピアノ、特に昭和時代に製造されたヤマハやカワイのアップライトピアノは、現在の新品よりも良い音やタッチを持つものが多いと感じています。当時は良質な木材が使われており、熟練工による手作業の要素が大きかったため、ピアノそのものの作りがしっかりしているという見方があります。しかし、経年による部品の劣化は避けられないため、適切な修理と調整が不可欠です。

例えば、ヤマハの古いアップライトピアノに特有のフレンジコードの劣化は、多くの調律師が交換を推奨する箇所です。また、カワイのプラスチックアクションにおけるスティック現象は、湿度管理が不十分な環境で発生しやすい問題です。調律師は、これらの個々のピアノが抱える問題点を見極め、それぞれのピアノのポテンシャルを最大限に引き出すために日々努力しています。

中古ピアノ購入前に知っておきたい注意点と安心材料

新品・中古の比較と選び方

  • 新品ピアノのメリット・デメリット:
      • メリット: 部品が全て新しいため故障のリスクが低く、長持ちします。メーカー保証がつき、購入後の安心感があります。デザインのバリエーションも豊富です。また、弾き込むことで自分好みの音色に育てる楽しみがあります。

     

      • デメリット: 中古に比べて価格が高くなります。音質が安定するまでに1〜3年程度の弾き込みが必要な場合があります。

     

  • 中古ピアノのメリット・デメリット:
      • メリット: 新品より低価格で購入できるため、予算を抑えられます。高品質な材料を使った年代のモデルや希少価値の高いピアノに出会える可能性があります。すでに木材が熟成され、安定した音色を楽しめることが多いです。

     

      • デメリット: 部品が損傷・劣化している可能性があり、購入後に高額な修理費用がかかるリスクがあります。購入前にきちんとピアノの状態をみて確認しておきましょう。また前のオーナーの弾き癖が残っていることがあります。

     

どちらを選ぶかは、予算、重視するポイント(音色、タッチ、デザイン、保証など)、そして何よりも「実際に弾いてみて、自分にしっくりくるかどうか」で判断することが大切です。

買い替え判断や修理費用の目安

    • 修理の判断基準: 音が出ない、鍵盤の戻りが悪い、異音がするなどの不具合がある場合、調整・修理が必要です。特に、響板やフレームに致命的な欠陥がない限り、どんなに古いピアノでも修理不能なケースはほとんどありません。

 

    • 修理費用の目安:
        • 軽度な修理・調律: 毎日弾いているピアノの調律費用は年間1万円以上が目安です。長期間放置されていたピアノの調律は、放置年数に応じて基本料金が設定され、部品交換などが必要な場合は追加費用がかかります。

       

        • オーバーホール: 弦やハンマー、フェルト類など主要部品の全交換を含む大規模な修理は、数十万円(アップライトで50〜60万円以上、グランドで120万円以上)かかることがあります。

       

        • 部分的な修理: 例えば、ヤマハのフレンジコードやカワイの人工皮革部品の交換など、特定の消耗部品の交換であれば、数万円から十数万円程度で済むことが多いです。

       

    • 買い替えのタイミング: 電子ピアノと異なり、アコースティックピアノは適切にメンテナンスすれば長く使えるため、「何年で買い替えるべき」という明確な基準はありません。しかし、大幅な修理費用がかかる場合や、現在のピアノの状態に不満がある場合は、買い替えを検討する良い機会となるでしょう。

 

中古でも安心できる理由

    • 専門家による整備: 信頼できる中古ピアノ販売店では、ピアノの専門家(修理職人やベテラン調律師)が1台1台丁寧に点検し、必要な修理や調整を行ってから販売しています。これにより、見た目はもちろん、内部の状態も安心できるレベルに引き上げられています。

 

    • メンテナンス履歴の開示: 整備の履歴を明確に提示している販売店であれば、どのような作業が行われたかを知ることができ、透明性が高いです。

 

    • 充実したアフターサービス: 購入後の保証期間や調律、修理への対応など、アフターサービスが充実している販売店を選ぶことで、長期的に安心してピアノを使用できます。

 

まとめ・安心して中古ピアノを選ぶために

専門家からのアドバイス

30年前のヤマハやカワイの中古ピアノでも、適切なメンテナンスが施されていれば十分に長く使える「良いピアノ」です。特に、昭和の時代に作られた国産ピアノは、良質な木材が使われており、楽器としてのポテンシャルが高いものが多いと評価されています。

中古ピアノ選びで最も大切なのは、「信頼できる販売店」を選ぶことです。豊富な在庫の中から、経験豊富な技術者が丁寧に整備・調整したピアノを選び、購入後のアフターサービスまで含めて相談できる場所を見つけることが成功の鍵となります。

読者へのメッセージ

中古ピアノの購入は、新品にはない「熟成された音色」や「コストパフォーマンスの高さ」といった魅力があります。不安を感じるかもしれませんが、本記事で解説した「長持ちするピアノの条件」や「チェックポイント」を参考に、ご自身の耳と感性を信じて、じっくりと納得のいく一台を探してみてください。

ピアノは、弾き込むほどに自分だけの音色を奏で、愛着が湧いてくる特別な楽器です。適切な手入れをすれば、あなただけでなく、次世代へと受け継ぐこともできるでしょう。中古ピアノでも安心して、素晴らしいピアノライフを送ってください。

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【2025年版】全国対応で高価査定!ピアノ買取を少しでも高くするコツ

はじめに

本記事の目的

このページでは、使わなくなったピアノを売却したいと思っている方へ役立つ情報をお届けします。全国対応で高額査定が期待できるピアノ買取サービスとして『グランドギャラリー』について詳しくご紹介し、ピアノを少しでもお得に売るコツを教えます。

引越しや買い替え、お子様の成長などでピアノの処分を考えるとき、「少しでも高く売りたいな」「信頼できる業者にお願いしたい」と考えるのは自然なことですよね。そこで、具体的な方法をご提案します。一括査定や業者比較のポイントも分かりやすく解説しますので、しっかり準備をして、満足のいく売却を実現しましょう!

ピアノを売却する理由と現代の買取ニーズ

最近では、中古ピアノ市場が国際的に盛り上がりを見せています。特に日本製のピアノは、その品質の高さからアジアやヨーロッパでも根強い人気があります。この需要をうまく活用すれば、ピアノを高値で売ることが可能です。

『グランドギャラリー』ではこうした市場動向をしっかりと把握しているため、思ってもみない高い査定額を提示されることも。お子様の学校卒業で不要になったピアノや部屋のスペースを確保したいときでも、適切な対応で満足のいく結果を提供してくれます。

「思い入れのあるピアノだから、信用できる業者に任せたい」という想いを持つ方も多いはず。『グランドギャラリー』では適切なマーケティングと販売ルートを用意しており、大切なピアノが新たなオーナーのもとでまた大事に使われる可能性を広げています。売却額だけでなく、次の人にも大切にされることを考えると気持ちよく手放せるのではないでしょうか。

ピアノ買取業者の選び方とそのポイント

ピアノを売却する際に、一番重要なのは信頼できる業者選びです。私たちが特におすすめするのが、多くの実績と国際的な取引経験を持つ『グランドギャラリー』です。

グランドギャラリーが選ばれる理由

ポイント 説明
幅広い販売ネットワーク 日本国内のみならず、アジアやヨーロッパでも豊富な取引実績を持ち、各市場のトレンドを熟知しています。そのため、需要に応じた査定や販売が可能です。
正確で信頼性の高い査定 熟練の査定士がピアノの価値を正確に把握。他店では見過ごされがちなポイントをしっかり評価し、査定額に反映させます。
運搬コストの競争力 効率的な流通網と運搬体制により、コストを抑え、その分高い査定額を提示しています。全国対応で地方でも安心してプロのサービスを受けることが可能です。

 

効率的な査定のためのコツ

査定をスムーズに進め、さらに納得のいく結果を得るために、以下のポイントを押さえておきましょう。

ポイント 説明
一括査定サービスの利用 他社との価格比較がしやすい一括査定を活用しましょう。ただし、初回見積もりが最終金額になるとは限らない点に注意が必要です。
複数の業者と交渉 一括査定の結果をもとに交渉を行い、より良い条件を引き出せるよう努めることが大切です。『グランドギャラリー』は柔軟な交渉対応にも定評があります。
業者の対応力を確認 査定額だけでなく、業者の信頼性や対応の丁寧さも重要です。スムーズなやり取りが取引全体の満足度を高めます。

 

高価買取の為の事前準備

高い査定額を目指すために、事前準備が欠かせません。以下に具体的なステップをご紹介します。

査定額を決める3つの主な要因

  • 🎹
    メーカー
    ヤマハやカワイといった有名ブランドは、中古市場で高値が期待できます。
  • 📅
    年式
    最新モデルや、海外需要の高いモデルが特に需要があります。
  • ⚙️
    状態
    定期的なメンテナンスや調律を受けているピアノは評価が高いです。また、外観の美しさも重要なポイントです。

 

査定前準備のポイント

  1. 必要な書類や情報の整理
    購入証明書、保証書、モデル番号、修理履歴などを揃えておきましょう。
  2. 外観と内部のメンテナンス
    査定前にはホコリを取り除き、調律を行うとより良い評価が得られます。
  3. 誠実な情報提供
    故障箇所や修理履歴について正確に伝えることで、信頼関係が築けます。

これらの準備を行うことで、安心して査定に臨み、満足いく取引を進めることができます。

最後に

ピアノを売却する際、一括査定サービスの利用や業者間の比較・交渉が成功へのポイントです。『グランドギャラリー』のように柔軟な対応力を持った業者を選べば、高額査定と満足のいく取引が叶います。

また、大切なピアノが次の使い手に引き継がれることを願い、査定額だけではなく、業者の信頼性も重視しましょう。価値ある取引を目指して、じっくりと情報収集と準備を進めてみてください!

公式サイトや口コミレビューを参考に、自分に合った方法で充実した取引を成功させましょう。

 

 

はじめに

アップライトピアノを家庭用で選ぶ理由


アップライトピアノは、そのコンパクトさから家庭での設置に適しており、電子ピアノでは得られない豊かな音色と繊細なタッチが魅力です。ご家庭で演奏を楽しむ上で、生きた音の響きと伸びを実感できるのがアップライトピアノの大きな利点です。日常の中で美しい音色を奏でたいと考える方に特に最適です。

ヤマハU/UXシリーズの魅力とは

ヤマハのUシリーズとUXシリーズは、中古ピアノ市場で非常に高い人気を誇るアップライトピアノです。これらのシリーズは、その優れた音質、安定した品質、そしてコストパフォーマンスの良さから、多くのピアノ愛好家や専門家から支持されています。特に、後述する設計上の特徴が、その豊かな響きと耐久性を生み出しています。

ヤマハUシリーズ・UXシリーズの基本と設計の違い

Uシリーズ概要と設計の特徴

Uシリーズは、1954年から1997年までの長きにわたり製造され、ヤマハのアップライトピアノの中で最も売れたシリーズの一つと言われています。U3Hといった3型では高さが131cmと大型であり、その大きな響鳴板と長い弦によって、低音部の豊かな伸びと重厚な響きに定評があります。また、アンダーフェルト入りハンマーを搭載しているモデルが多く、小さな音から大きな音まで表現豊かな演奏が可能です。

アルファベットによる年代・モデルの違い

U3シリーズの機種名には、U3H、U3M、U3Aのように、数字の後にアルファベットが続く規則性があります。このアルファベットは製造年代を示しており、初期のモデルからU3a、U3B、U3C、U3D、U3E、U3F、U3G、U3H、U3M、そして後期のU3A、U30Bl、U30A、U300と変遷していきました。特にU3Aは初期と後期で2回登場しており、初期のU3aは2本ペダル、後期のU3Aは3本ペダルで区別できます。

UXシリーズ概要と設計の特徴

UXシリーズは、1975年から1997年にかけて製造されたヤマハの高級アップライトピアノです。このシリーズの最大の特徴は、U3A、U30Bl、U30A、U300背面構造に採用されたX型の支柱「X支柱」です。X支柱は、ピアノの弦が張る約20トンもの張力を強固に支え、ピアノ全体の安定性を高めることで、輝きのある音色を長く維持することを可能にしています。

X支柱構造がもたらす効果

X支柱は、通常の縦方向に張られた4〜5本の支柱とは異なり、交差するように設計されています。これにより、弦の張力と響板のクラウン(響板の反り)をより強力に支え、ピアノの耐久性を向上させます。結果として、無理のない艶やかな音色が生まれ、音量が大きくなり、安定した豊かな響きを実現します。

代表的なUXシリーズ機種・年代・バリエーション

UXシリーズも年代によって様々なモデルが存在します。

UXシリーズは、UX30や3といった数字が3の機種は高さが131㎝、UX10やUX1といった数字が1の機種は高さが120㎝と分類されます。

またUX50やUX5といった5の数字の機種は、そのシリーズの中で最も高グレードで、主にソステヌートペダルや総アグラフ仕様が追加されていることが多いです。

今回は特に中古市場に登場するピアノをピックアップして紹介します。

    • UX3:UXの後継モデルとして登場し、X支柱による安定性と豊かな響きが特徴です。

 

    • UX30Bl:1988年代に製造されたモデルで、高さ131cmと小柄ながらダイナミックな音量を奏で、繊細な表現力も持ち合わせています。

 

    • UX30A:1990年から製造されたモデルで、このシリーズから「交叉状X支柱」という、従来のX支柱に縦支柱も追加された支柱が採用されるようになり、より芯のあるクリアな音色が実現されました。

 

    • UX300:UXシリーズの末期(1990年代後半)のモデルで、アグラフやオーバーハング式長駒、大型譜面台などを継承し、伸びのある美しい音色を約束します。UX300Wnのような木目調のバリエーションも存在しました。

 

 

音質の違いと「音の伸び」に注目

響きの重厚感や明るさの違い

U3シリーズは、その大きな響板と長い弦からくる、低音の重厚な響きと全体的な明るい音色が特徴です。一方、UXシリーズは、X支柱による高い安定性が、倍音豊かな深みのある響きと輝かしい音色をもたらします。X支柱は音の広がり感にも寄与し、より重厚感のある響きを感じられるでしょう。

家庭用で楽しむ「音の伸び」と響き

ご家庭でピアノを演奏する上で重要な「音の伸び」において、U3シリーズは131cmの高さと広い響板により、自然で豊かな響きと持続性を実現します。UXシリーズはX支柱による安定性と、トーンエスケープ機構(上前板の隙間から音が抜ける仕組み)などにより、演奏者にとって音がクリアに聞こえ、より伸びやかでまとまりのある音色を楽しむことができます。これは、限られた家庭の空間で最高の演奏体験を求める方に適しています。

一般的な演奏用途での優劣比較

一般的な家庭での演奏やレッスン用途であれば、U3シリーズ、UXシリーズともに十分な性能を持っています。U3シリーズはバランスの取れた音色とタッチで、初心者から上級者まで幅広く対応できる「ど定番」のモデルで、比較的安価にお求めいただけます。UXシリーズは、X支柱やトーンエスケープ、上位機種ではアグラフやソステヌートペダルといったグランドピアノに近い仕様が採用されており、より表現力豊かな演奏を求める方に特におすすめです。

中古U3・UXシリーズ選びのポイント

状態・年代による違い

中古ピアノを選ぶ上で、最も重要なのはピアノの状態です。製造年代が古いほど部品の劣化が進んでいる可能性があるため、信頼できる販売店でしっかりと整備されたものを選ぶことが肝要です。U3HやUXシリーズは製造年代が古いものが多いですが、適切なメンテナンスが施されていれば長く愛用できます。

アグラフやソステヌートペダルなど上位機種の特徴

UXシリーズの一部機種(UX5、UX50BL、UX30A、UX50A、WX3A、UX300、UX500など)には、グランドピアノに採用されるアグラフが中低音部に搭載されており、弦の振動を効率良く伝え、音の粒立ちを均一にする効果があります。また、UX5、UX50BL、UX50A、WX5、UX500には、グランドピアノと同じソステヌートペダルが搭載されており、特定の音だけを長く伸ばす表現が可能です。これらの特徴は、より高度な演奏表現を求める方にとって魅力的なポイントとなるでしょう。

メンテナンス性・耐久性と設置場所の注意点

X支柱を持つUXシリーズは、その堅牢な構造により耐久性が高いと評価されています。しかし、どんなピアノも定期的な調律とメンテナンスは不可欠です。設置場所については、直射日光が当たる場所や極端な温度・湿度の変化がある場所は避け、ピアノのコンディションを保つことが大切です。特に木目調のピアノは日焼けしやすいので注意が必要です。

U3・UXで選ぶおすすめ人気モデル紹介

U3シリーズオススメモデル

U3シリーズは長期間にわたり製造されてきたため、多岐にわたるモデルが存在しますが、その中でも後期に登場したU3Hが特におすすめです。

U3H

    • 1972年〜1980年まで製造されたロングセラーモデルで、低音から高音までバランスの取れた響きと優れたコストパフォーマンスで非常に人気があります。

 

 

UXシリーズのオススメモデル

UXシリーズはX支柱による高い品質で知られています。木材を多く使用する複雑な仕様のため、当時から人気を博し、惜しまれつつもなくなったシリーズの一つです。

グランドピアノを目指した高グレードのピアノまで登場しており、スペース的にグランドピアノが置けない方にもオススメできるモデルです。

UX30Bl、UX50A・UX300等

    • UX30Bl:高さ131㎝、大型譜面台、トーンエスケープ付きと、申し分ない響きを出してくれます。この仕組みが採用されてすぐのモデルのため、このグレードながらも中古市場では比較的お手軽にお求めいただけることも魅力の一つです。

 

 

    • UX50A:1990年代にベストセラーとなった当時のハイグレードモデルです。特にグランドピアノを目指したモデルで、大型譜面台、ソステヌートペダルや総アグラフ仕様などが追加されることでより重厚感あふれる響きを実現しました。

 

 

    • UX300:UXシリーズ末期のモデルで「交叉状X支柱」も最終形態に改良されているモデルです。音の響きやクリアで伸びの良い音色は今でも高い人気を誇っています。またUX300Wnのような木目調モデルも登場しており、インテリアにも合わせやすいラインナップのピアノです。

 

 

特におすすめの中古モデル例とその理由

家庭用として、初めてのピアノ購入やレッスン用にとお考えの方に特におすすめなのは、U3HとUX3です。

    • U3H:長年の製造実績と安定した品質、バランスの取れた音色、そして中古市場での比較的手頃な価格から、幅広い層に支持されています。また現在展示されているのはホワイト塗装が施されているため、インテリアにもあわせやすい1台となっています。

 

    • UX3:X支柱による優れた耐久性と重厚で伸びやかな音色、トーンエスケープ機構によるクリアな響きは、長くピアノを楽しむ上で満足度の高い選択肢となるでしょう。

 

 

購入ガイド&サポート体制

納得できる購入相談・リモート試弾サービス

ピアノは実際に音を聴いて、触れて選ぶのが理想的です。多くの販売店では、ピアノ専門のスタッフがお客様のニーズに合わせた購入相談に応じています。遠方の方や来店が難しい方のために、リモートでの試弾サービスやビデオ通話を通じたピアノの状態確認なども提供されている場合があります。ご不明な点は遠慮なく相談し、納得のいく一台を見つけましょう。

保証・配送・メンテナンスの充実

中古ピアノは、購入後の保証やメンテナンス体制が重要です。信頼できる販売店では、1年程度の品質保証を設け、調律や修理などのアフターサービスも充実しています。配送はピアノ専門の運送業者が担当し、設置場所に応じた費用やクレーン作業の有無なども事前に確認しておくことが大切です。また、初回調律サービスや定期的な調律案内など、長く安心してピアノを使うためのサポートが提供されています。

お客様の声・Q&A

実際に購入されたお客様の声や、よくある質問(Q&A)も参考にしましょう。ご購入された方がピアノ選びの際に気になったことや懸念点、お気に入りポイントなどをお話しされているため、事前に目を通しておくことで実際のご試弾やピアノのお迎えがイメージしやすくなります。また、電子ピアノとアコースティックピアノの違いや、お子様への影響など、購入前に知っておきたい情報もブログに掲載されているため、合わせてお読みいただくとご安心いただけます。

まとめ

ピアノ教室の生徒さん・ご家族・にも安心しておすすめできる理由

これらのシリーズは、初めてピアノに触れるお子さんから、日々のレッスンに励む生徒さんまで、あらゆるレベルの弾き手に満足いただける品質を持っています。安定した音色とタッチは上達をサポートし、豊かな響きは音楽的な感性を育むことでしょう。信頼できる販売店による丁寧なメンテナンスと充実したサポート体制が、購入後の安心を約束します。

お問い合わせ・ご試弾はこちら

U3シリーズやUXシリーズの中古ピアノにご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ一度、グランドギャラリーへお問い合わせください。実際にピアノを試弾し、その音色とタッチを体験することで、ご自身にぴったりの一台を見つけることができるはずです。専任のスタッフが、お客様一人ひとりに合わせた最適なピアノ選びをサポートいたします。

 

はじめに

ショパンコンクールとカワイピアノの関係


ショパン国際ピアノコンクールは、世界中の若きピアニストがその技を競い合う、最も権威ある音楽コンクールの一つです。この舞台でピアニストが選ぶピアノは、彼らの音楽表現を最大限に引き出すための重要なパートナーとなります。近年、カワイのグランドピアノ、特にShigeru Kawai『SK-EX』がこの国際舞台で注目を集めています。SK-EXに搭載されている『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』は、その卓越した技術力でピアニストたちの繊細な表現に応え、多くのファイナリストや入賞者に選ばれる理由となっています。

今回はそんな『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』の魅力に迫っていきます。

ショパン国際ピアノコンクールと使用ピアノの選択

コンクールでの公式使用ピアノの内訳


ショパン国際ピアノコンクールのような国際的な舞台では、出場ピアニストが使用するピアノは限られたメーカーの中から選ばれます。カワイのShigeru Kawaiグランドピアノは、その優れた品質と表現力により、数多くの国際ピアノコンクールで公式ピアノとして採用され、多くのコンテスタントに選ばれています。

特に今回の2025年ショパンコンクールでは、3次予選通過率の一番高かったピアノとなり、その通過率はなんと驚異の”54%”だったのです!

スタインウェイすらも凌ぐ結果となっており、様々なピアニストからも高い関心が寄せられていることは間違いありません。

調律師・ピアニストが選ぶ理由

ピアニストたちは、ピアノのタッチ、音色、そして自身の音楽表現をどれだけ忠実に再現できるかを基準にピアノを選びます。Shigeru Kawaiのピアノは、繊細で伸びやかなピアニシモから力強く輪郭のはっきりした響きまで、幅広い表現力を持つと評価されています。あるピアニストはShigeru Kawaiについて「信頼できるピアノであり、その音色の甘美さが自分の性格や演奏にマッチしている」と語っています。また、調律師の丁寧な調整と整音によって、ピアノの性能が大幅に向上することも、選ばれる大きな理由となっています。

Shigeru Kawai『SK-EX』がもたらす音楽表現

SK-EXの特徴とコンクール進出の背景


Shigeru Kawai『SK-EX』は、カワイが「世界一のピアノづくり」を目指して2001年に発表したフルコンサートピアノのフラッグシップモデルです。厳選された響板材料と伝統的な手作り工程に加え、革新的な『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』が採用されており、高い連打性と安定したタッチ感を提供します。その優れた表現力と品質が国際的な評価を得て、数多くのコンクールで選ばれるようになりました。

実際の演奏傾向と評価

SK-EXは、ピアニストに「多彩な音色が出せるピアノ」「自分の表現の引き出しが増える、表現の幅が広がる感覚を得られるピアノ」と評されています。繊細なピアニシモから力強いフォルテシモまで、幅広いダイナミクスをコントロールできるため、ロマン派の情感豊かな作品から近現代の技巧的な作品まで、多様なレパートリーに対応できることが、演奏家からの高い評価に繋がっています。

ウルトラレスポンシブアクションⅡの技術力

メカニズムと他社ピアノとの違い

カワイの現行モデルに採用されている『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』の最大の特徴は、その素材にあります。従来、ピアノのアクションには木材とフェルトが一般的に使用されていましたが、カワイは何年もの研究を経て、音色に干渉しない部分に「ABS樹脂」という新素材を採用しました。さらに、このABS樹脂には航空機にも使用される「炭素繊維」が追加され、軽量化と高剛性を両立しています。これにより、高い連打性と安定したタッチ感が実現されています。

タッチや音色に現れる技術的優位性


この革新的な素材の採用により、『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』は、以下の技術的優位性をピアニストに提供します。

  • 軽量化による軽いタッチ感: 演奏時の負担を軽減し、長時間の演奏でも疲労を感じにくい。
  • 木製では得られない精度、強度、耐久性、均質性: 部品の安定性が向上し、常に高いパフォーマンスを維持。
  • 高い連打性と弱音コントロール性の向上: ピアニストの意図を正確に音に変換し、繊細な表現を可能にする。
  • ダイナミックレンジの拡大: ピアニシモからフォルテシモまで、幅広い音量での表現が可能になる。

これらの特性は、ピアニストが思い描く多様な音色や表現を、より忠実にピアノから引き出すことを可能にしています。

専門家・ユーザーの声

『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』は、専門家からもユーザーからも高い評価を受けています。「鍵盤の軽さがとても弾きやすい」「ホールで演奏したときの響きが素晴らしい」といった具体的な声が寄せられており、特に、演奏者がピアノの表現力の可能性を最大限に引き出せる点が強調されています。あるピアニストは、カワイのピアノについて「演奏者の頭や心に描いているものを、そのまま表現し、形にしてくれる」と語り、その色彩豊かな音色とわずかなニュアンスも逃さず表現する能力を絶賛しています。

他社との比較から見るカワイの独自性

スタインウェイ、ヤマハ、ファツィオリとの対比

世界三大ピアノメーカーとして知られるスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、そして国産のヤマハとカワイは、それぞれ異なる音色と特徴を持っています。スタインウェイは明るく華やかな音色と圧倒的な音量、ヤマハは安定した品質と幅広い表現力、ベーゼンドルファーは高貴で深みのある音色、ファツィオリは艶やかでふくよかな音色を持ちます。

カワイのピアノは、かつて「行儀が良く、丸い音」と評されることが多かったですが、近年では「少しずつ輝かしさも備えてきている」と評価されており、その音色はヤマハやスタインウェイと対をなす独自の魅力を確立しています。特にShigeru Kawaiシリーズは、繊細で優しく、清流のように澄み切った音色が特徴で、タッチも浅く軽やかであると評されています。

コンクールにおけるメーカーごとの傾向と選ばれ方

国際ピアノコンクールでは、各メーカーのピアノが持つ独自の特性がピアニストの演奏スタイルや課題曲との相性によって選ばれます。スタインウェイは多くのコンサートホールでスタンダードとして使われ、その圧倒的な表現力で知られています。ヤマハは安定した品質と幅広い表現力で支持を集め、カワイは繊細で美しい音色と、ピアニストの細やかなニュアンスを捉えるアクションが評価され、特にショパンの作品など、歌心と繊細な表現が求められる場面で選ばれる傾向が見られます。コンクールによっては、特定のメーカーのピアノのみが使用されることもあり、Shigeru Kawai国際ピアノコンクールのように、自社ブランドのピアノを前面に押し出すことで、その技術力と品質をアピールする場ともなっています。

ショパンコンクールを支える人・技術

MPA(マスターピアノアーティザン)の存在


Shigeru Kawaiのピアノは、高度な技術と感性を求められる熟練技術者、MPA(Master Piano Artisan)と呼ばれる特別な調律技術者の手によって、その音の美意識が与えられ、魂を吹き込まれます。彼らは一台のShigeru Kawaiピアノを専任として責任を持って見守り続け、高品質をより永く保つための「かかりつけの名医」のような存在です。

舞台裏の調律・メンテナンスのドラマ

国際コンクールの舞台裏では、MPAのような調律師たちがピアニストの最高のパフォーマンスを支えるため、細心の注意を払ってピアノの調整とメンテナンスを行っています。コンサート前の調律だけでなく、年に一度数日かけて調整作業を行うことで、ピアノの性能は格段に向上します。このような舞台裏の努力が、ピアニールが最高の音色とタッチで演奏できる環境を整えています。

ピアノメーカーとしての情熱とブランド哲学

カワイは、「世界一のピアノづくり」という究極の目標に向けて、創業以来97年間受け継がれてきた「カワイイズム」を胸に、常に高い理想に挑戦し続けています。Shigeru Kawaiグランドピアノは、二代目社長である故・河合滋氏がピアノ作りの集大成として、カワイが持てる最高の素材、技術、感性を投入して完成させたプレスティージ・モデルであり、その背景には「ピアノは本来、一台一台丹念に作り込んでゆくもの。人の心に響く音は人の手でしかつくれない」という強い信念があります。この伝統と革新の融合こそが、カワイのブランド哲学であり、多くのピアニストに愛される理由となっています。

カワイ現行モデルの魅力と選び方

ウルトラレスポンシブアクションⅡ搭載機種の一覧と特長


現在、カワイの多くのグランドピアノモデルに『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』が搭載されています。これにより、幅広い価格帯のモデルで、その優れたタッチ感と表現力を体験することが可能です。例えば、Shigeru Kawaiシリーズのフルコンサートピアノ『SK-EX』はもちろん、それ以外のグランドピアノシリーズでも、この革新的なアクションが演奏の喜びを深めてくれます。

SKを含むハイグレードモデルの魅力

Shigeru Kawaiのハイグレードモデル、特にSK-EXは、そのハイグレードの名に見合う最高の音楽体験を提供します。熟練技術者による手作り工程、厳選された素材、そして『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』の組み合わせが、繊細かつ力強い、他に類を見ない音色を生み出します。SK-2からSK-7までのコンパクトなモデルも、同様の哲学と技術が注ぎ込まれており、家庭環境でも最高の響きを楽しむことができます。

実際に触れて知る価値 – 試弾・購入/相談のご案内

ピアノは、実際にその音色とタッチに触れることで、その真価を理解できる楽器です。カワイのピアノ、特に『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』搭載機種の魅力を最大限に感じるためには、ぜひショールームでのご試弾をおすすめします。展示されているピアノの中には、『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』のアクション模型もございますので、その精密なメカニズムを間近でご覧いただけます。

ご自身の演奏スタイルや求める音色に合う一台を見つけるためにも、専門スタッフにご相談いただき、じっくりとピアノを選んでみてはいかがでしょうか。グランドギャラリーをはじめ、お近くのカワイピアノ取扱店にて、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

まとめ

ショパンコンクールとカワイピアノの未来


カワイのピアノ、特にShigeru Kawai『SK-EX』とその核心技術である『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』は、ショパン国際ピアノコンクールをはじめとする国際舞台でその存在感を確立しています。ピアニストの繊細な音楽表現に応える技術力と、それを支える職人たちの情熱が、カワイピアノの未来を切り開いています。

ピアノ選びへのヒントとおすすめアクション

ピアノ選びは、一生ものとなる大切な選択です。カワイの『ウルトラレスポンシブアクションⅡ』は、軽いタッチ感、高い連打性、そして幅広い表現力を提供し、カワイのピアノを検討する上で非常に魅力的な要素となるでしょう。新品ピアノや高年式ピアノ、あるいはShigeru Kawaiのような高グレードモデルをお探しの方には、ぜひこの革新的なアクションを搭載したカワイのピアノを試弾し、ご自身の感性でその価値を確かめてみてください。

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【2025年最新】アップライト・グランドピアノ高価買取ガイド-失敗しないコツ徹底解説

はじめに

本記事の目的

お子様が成長し、使わなくなったアップライトピアノやグランドピアノを高価で安心して買取してもらいたいと考える方にお役立ていただけます。スペースの有効活用や断捨離の一環として、ピアノを手放す際に役立つ情報と業者選びのポイントを具体的に解説します。

 

ピアノ買取を考えるきっかけと背景

子どもが使わなくなったピアノは思い出が詰まった貴重な存在です。しかし、そのまま自宅に置いておくと、調律やスペース確保などの管理面での負担が生じます。大切なピアノを安心して手放しながら、高価で買取してもらう方法を知りたい方に向けて、本記事では具体的なステップとアドバイスをまとめました。

家庭用ピアノの買取市場動向と主要メーカー

アップライト・グランドピアノが中心の市場動向

中古ピアノ市場は年々広がり、特に日本製の高品質ピアノが国内外で高く評価されています。環境省のデータによると、リユース市場は2023年時点で約3兆1,227億円規模に成長しており、さらに拡大が見込まれています。この中で、家庭用アップライトピアノやグランドピアノの需要も高まっています。

ヤマハ・カワイなど主要メーカーの買取傾向

 

主要メーカーであるヤマハとカワイのピアノは、中古市場で特に人気があります。

  • ヤマハ(YAMAHA): UシリーズやYUシリーズは定番モデル。Cシリーズなどのグランドピアノも非常に需要が高く、安定した高額買取が期待できます。
  • カワイ(KAWAI): BLシリーズなどのモデルが人気で、ヤマハに次いで高値での取引が行われるケースが多い。

これらのピアノは、多少の傷や古さがあっても専門的な修理・メンテナンスが可能なため高い買取価値を持っています。

査定・買取の流れと注意点

 

 

査定に必要な情報と事前準備

 

  • 査定をスムーズに進め、高価買取を目指すためには以下の情報を準備しましょう。
  • メーカー名: ピアノのブランドを確認します。
  • 機種名: ピアノの背面や購入保証書に記載されています。
  • 製造番号: ピアノの背面や購入保証書に記載されています。
  • ペダルの数: 2本または3本のどちらかを確認。
  • 外装の状態: 色や傷、変色がないかをチェックします。黒色ピアノは特に需要があります。
  • 購入時期: 年数が新しいほど高価買取が期待されます。
  • 設置場所と搬出経路: 階数や経路の詳細情報を伝えましょう。
  • 写真: ピアノ全体、内部、ペダル部分の写真を撮影しておくと、正確な査定につながります。

査定申込から引き取り・支払いまでのステップ

  1. 無料査定の申し込み: 電話やウェブサイト、LINEで査定を依頼。
  2. 概算査定額の提示: 業者からおおよその価格を連絡してもらいます。
  3. 契約: 査定額に合意したら契約を結びます。
  4. 引き取り: ピアノ運送スタッフが搬出作業を行います。
  5. 支払い: 引き取り完了後に現金や振込で支払いが行われます。

実際の搬出作業で注意すべきポイント

  • 搬出経路の確保: 搬出が直線で可能か、クレーンなど特殊作業が必要か確認しましょう。
  • 傷防止: 家屋やピアノの傷を防ぐ対策ができている業者を選ぶ。
  • 追加料金の確認: 特殊搬出費や運搬費用の有無を事前に確認しましょう。

ピアノ買取業者の選び方と比較ポイント

安心・信頼できる買取業者の基準

以下を基準に業者を選びます。

  • 買取実績: 年間数千件以上の実績がある業者。
  • 手数料の明確さ: 査定料や出張料が無料。
  • 自社一貫体制の有無: コストを抑え高価買取を実現する業者を優先。
  • 口コミや評判: 実際の利用者レビューを参考に。
  • 古物商許可証: 信頼性を確認しましょう。

口コミ活用術

口コミやSNSをチェックし、実際に利用した人の体験談を参考にしましょう。

高価買取のためのコツとタイミング~高価査定はこちらから~

査定アップにつながる具体的なポイント

  • 手入れ: 表面の清掃など簡単な手入れを行いましょう。
  • 付属品の有無: 専用椅子や取扱説明書などが揃っていれば査定アップの可能性があります。
  • 複数業者の査定比較: 買取価格が大きく異なる場合もあるため、一括査定サービスを利用するのがおすすめです。

ピアノが高く売れる時期とタイミング

年間で特に需要が高まるのは以下の時期です。

  • 3月~4月: 新生活シーズン。
  • 11月~12月: クリスマスやボーナス期。

可能であればこれらの時期を狙って売却を検討しましょう。ただしピアノは新しい年式ほど価値が高まるため、早めに売却する方が得策です。

ピアノの再販・修理・寄付・処分の選択肢

買取後のピアノの行方

買取されたピアノは修復され、新たな場所で活用されます。また、海外に輸出されることも多く、品質の高い日本製ピアノの需要が広がっています。

寄付や有料処分という選択肢

  • 寄付: 学校や施設に寄付する方法もありますが、運搬費用は自己負担。
  • 有料処分: 最後は不用品回収業者を利用する手段も。一部業者では無料で引き取る場合もあります。

体験談・よくある質問とトラブル回避Q&A

実際の体験談

多くの方から、「事前の相談と査定で安心して手放せた」「運搬作業が丁寧だった」といった好意的な感想が寄せられています。

よくある質問

  • 古いピアノでも売れる?: 売れる可能性はありますが、年式や状態により査定額が変動します。
  • 傷や動かない鍵盤があっても大丈夫?: 多少の傷は問題ありませんが、大きな損傷は事前に業者に伝えましょう。

まとめ

納得と満足の買取を目指して

ピアノを手放すことは大きな決断ですが、この記事の情報を活用して、高価かつ安心して買取を進めてください。思い出の詰まったピアノが次の誰かを笑顔にするサポートとなるでしょう。

全国から多数のピアノ買取ありがとうございます!

中古ピアノ(アップライト・グランド)の高価買取を実施中です。

2025年10月27日までの1週間で280台以上のピアノをお引き取りしました。

中古ピアノ 全国対応 出張買取 宅配買取 年間1万台以上の実績 グランドギャラリー

メーカー 機種 都道府県
YAMAHA U3H 神奈川県
KAWAI US50 神奈川県
KAWAI BL51 埼玉県
YAMAHA C3 東京都
YAMAHA U10A_silent 神奈川県
YAMAHA U2B 東京都
YAMAHA U3H 東京都
YAMAHA U3H 愛知県
YAMAHA U3E 茨城県
YAMAHA U2H 熊本県
YAMAHA U10Bl 神奈川県
YAMAHA W110B 神奈川県
YAMAHA U5H_silent 神奈川県
KAWAI BL31 東京都
YAMAHA U1D 大阪府
YAMAHA C3 神奈川県
KAWAI BL51 大阪府
YAMAHA YUS 愛知県
KAWAI K2-AT 愛知県
EARL WINDSOR W114 神奈川県
SCHWESTER CUSTOM 301 神奈川県
YAMAHA U1H 神奈川県
KAWAI NS25 神奈川県
KAWAI CL4MW 神奈川県
YAMAHA U2C 岐阜県
YAMAHA UX 東京都
YAMAHA U1A 福井県
YAMAHA U10Bl 福井県
STEINWAY&SONS(HAM) S155 富山県
YAMAHA MC10WnC 愛媛県
YAMAHA U1H 東京都
YAMAHA U3F 大阪府
KAWAI BL71 岡山県
YAMAHA U3M 山形県
KAWAI K400 大阪府
KAWAI C113 新潟県
YAMAHA U1H 福岡県
APOLLO A5 神奈川県
YAMAHA C7A 北海道
YAMAHA U5B 滋賀県
YAMAHA UX50Bl_pianoplayer 愛知県
TONICA TU300 大阪府
YAMAHA U1F 滋賀県
YAMAHA UX 東京都
DIAPASON 132 愛知県
KRAUS U132D 愛知県
YAMAHA YUS5 福岡県
YAMAHA YU3 大阪府
KAWAI KG2E 埼玉県
YAMAHA U1F 愛知県
KAWAI BL71 広島県
etc.

 

親子で満足・一生モノのピアノ選び ヤマハS400B・S400Eという選択肢

親世代にとって、お子様のピアノ選びは大きなイベントではないでしょうか❓

お子様がピアノの練習をされる中で、良いピアノを選んであげたいというお気持ちは当然のことです。
しかし、新品のピアノは費用が高く、なかなか手が出しにくいのも事実です。
そこで注目したいのが、中古の上位モデルピアノという選択肢です。

親世代が「一生モノ」を選ぶ理由

ピアノは単なる楽器ではなく、お子様の成長を支え、家族の思い出を紡ぐ「 一生モノ」の存在です。

特にグランドピアノは、その豊かな響きと表現力で、お子様の音楽性を大きく育むことができます。

  • 🎼
    高難易度の楽曲に挑戦したい方
  • 🎹
    繊細なタッチやペダリングを極めたい方

  • 最高の環境でピアノと向き合いたい方

このようなお子様の願いを叶えるためにも、長く愛用できる上質なピアノを選ぶことは、親としての大切な選択と言えるでしょう。

 

中古高級グランドピアノ魅力と可能性

中古市場には、新品のスタンダードモデルと同価格帯でありながら、ワンランク上の演奏体験を叶える高級グランドピアノが流通しています。
特にヤマハの「Sシリーズ」に代表される銘器は、その高い品質と演奏性から、今なお多くのピアノ愛好家を魅了しています。

中古ピアノは、新品では手の届かないようなモデルを現実的な価格で手に入れるチャンスに出会うことができます。

ヤマハSシリーズとは
― 名機S400B・S400Eの系譜

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ヤマハSシリーズ誕生の背景と設計思想
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ヤマハSシリーズは、CF(フルコンサートグランドピアノ)をご家庭に、という構想のもと開発がスタートしました。

開発チームは、CFと同じ素材を使用しながらも、単純な小型化ではCFのような美しい響きは得られないという課題に直面します。
小さくなることで生じる振動特性の変化や新たな欠点に対し、様々な改良と解析を重ね、1年2ヶ月余りの間に73台もの試作品が作られました。

S400B・S400Eは、その豊かな倍音を含んだ音色が最大の特徴です。

低音域から高音域までバランスの取れた響きは、繊細なピアニッシモから力強いフォルテッシモまで、演奏者の感情を余すことなく表現します。
特に、広がりのある低音と澄み切った高音は、聴く人の心にも深く響き渡り、クラシックから現代音楽まで、あらゆるジャンルの音楽でその表現力を存分に発揮します。

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演奏者を魅了するタッチ
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S400B・S400Eの演奏性を語る上で欠かせないのが、その卓越したタッチです。

開発時に特に注力された「適度な抵抗感」を持つ専用ハンマーは、従来のヤマハピアノにありがちだった、弾きやすさの反面「軽すぎる」という印象を払拭しました。

これにより、演奏者は鍵盤に触れる指先の微妙なニュアンスを音色に反映させることができ、より高度な音楽表現を可能にします。

🎹 フレームの改良 CFの鋳造方法を一部改良し、音の伸びを向上させ、演奏時の断線を軽減。
🎵 響板・響棒・駒 CFと同じ素材を使用しつつ、スケールサイズに合わせた新しい設計。
🔨 ハンマー 従来の堅めのものから弾力性を持たせた専用ハンマーを開発。
✨ タッチへのこだわり 「ヤマハのピアノは弾きやすいが軽すぎる」という声に応え、適度な抵抗感のあるタッチを実現。

 

サイズ・スペック概要

S400B・S400Eは、家庭での設置も考慮された奥行き190cmというサイズながら、フルコンサートグランドピアノの設計思想が随所に活かされています。

項目 仕様
高さ 101cm
148cm
奥行き 190cm
重量 338kg
ペダル 3本ペダル(ソステヌートペダル付)
黒/艶出し塗装

 

S400BとS400E
– 発売時期

S400Bは1982年7月から生産されたモデルであり、ヤマハ黄金期のフラッグシップモデルとして設計思想の原点に忠実な作りが特徴です。
豊かで膨らみのある極上の響きは、この時代のヤマハピアノの音色を象徴しています。

S400EはS400Bの後継機種として1990年から生産され、Sシリーズの2世代目にあたります。
初代S400Bで培われた技術と、さらに進化した設計思想が投入され、S400Bの魅力を引き継ぎつつ、新たな進化を遂げた一台として登場しました。
奥行き190cmのボディからは「華麗、上質で透明度の高い響き」が得られると評されています。

──────────
製造年代による仕様の差
──────────
🌟S400B (1982年~):ヤマハ黄金期の設計思想が色濃く反映されており、力強く深みのある音色が特徴です。黒鍵には黒檀が使用され、当時の最高級モデルとしてのこだわりが感じられます。

🌟S400E (1990年~):S400Bで培われた技術をベースに、さらに音の透明度や響きの質を高める改良が加えられています。

実際のユーザー・調律師の声・エピソード

家族に届ける「新しい響き」:ユーザー体験談
S400BやS400Eを購入されたご家族からは、喜びの声が多数寄せられています。

.我が家に新しい響きをもたらしてくれました。子供の練習の音が以前と格段に変わり、毎日の練習がより一層楽しくなったようです。 .
.恩師が来日された際に、我が家のS400Bを弾いてくださり、『素晴らしいピアノに出会った。小型ながらコンサートにも立派に使える』とお墨付きを頂きました。 .

まとめ
―親子で叶える、納得のピアノ選び

お子様の成長を支え、家族の音楽のある暮らしを豊かにする「一生モノ」のピアノ選び。

ヤマハS400B・S400Eは、その音質、演奏性、そして中古ならではのコストパフォーマンスにおいて、親世代にとって最良の選択肢の一つとなり得ます。


  • 購入後のサポート体制

    購入後の定期的な調律やメンテナンスは、ピアノを良い状態で長く使うために不可欠です。

  • 専門家への相談

    ピアノコンシェルジュや専門店のスタッフに、ピアノ選びの悩みや疑問を積極的に相談しましょう。

その深みのある豊かな音色と、演奏者の意図を忠実に表現するタッチは、お子様の感性を刺激し、日々の練習をより充実したものにします。

そして、その音色は、親から子へ、世代を超えて受け継がれ、家族の歴史とともに美しいハーモニーを奏で続けます。
賢い中古選びを通じて、親子で満足できる「一生モノ」のピアノを見つけ、豊かな音楽のある未来を築きましょう。


国内最大級のピアノショールーム「グランドギャラリー岡崎」では「合計140台以上」のピアノを展示しています♪
初めてのピアノにもオススメなアップライトピアノ“約80台”!
より繊細な表現を叶えてくれるグランドピアノ“約60台”!
ヤマハ・カワイなどの国産ピアノをはじめ、輸入ブランドまで幅広く取り揃えており、あなたのお好みの1台をご紹介いたします!

当社は20年以上の実績、累計150,000台以上の販売実績を誇り、年間10,000台以上の買取・販売(国内外)を行っております。
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本記事の目的


ピアノの購入を検討している方にとって、ヤマハの現行モデルの中から新品と現行中古のどちらを選ぶべきかという疑問はつきものです。本記事では、ヤマハのアップライトピアノとグランドピアノに焦点を当て、それぞれの特徴や新品・中古のメリットを比較します。特に、タッチ、響き、表現力といった演奏に関わる重要な違いや、各モデルの具体的な特徴を詳しく解説し、お客様一人ひとりに最適な一台を見つけるための情報を提供します。

ヤマハ現行モデルにフォーカスする理由

ヤマハは日本国内でトップシェアを誇り、世界中のピアニストから支持される大手メーカーです。その高い品質と安定した供給体制から、初めてピアノを購入する方からプロフェッショナルまで、幅広い層に選ばれています。現行モデルに焦点を当てることで、最新の技術やデザインを取り入れたピアノの魅力を深く掘り下げ、現在の市場で入手可能な選択肢を明確に提示します。

アップライト&グランドピアノの基礎知識

アップライトとグランドの構造・用途の違い

ピアノには大きく分けてアップライトピアノとグランドピアノの2種類があります。アップライトピアノは弦が垂直に張られており、省スペースで設置できるため、一般家庭でのレッスンや趣味の演奏に適しています。一方、グランドピアノは弦が水平に張られており、豊かな響きと幅広いダイナミクス、繊細な表現力を特徴とします。構造上、ハンマーが重力を利用して元の位置に戻るため、速い連打が可能で、プロの演奏家や音大生など本格的な演奏を求める方に向いています。

タッチ・響き・表現力の違いについて

    • タッチ:
        • アップライトピアノとグランドピアノでアクションの構造が異なるため、連打回数に違いが生まれます。
          アップライトピアノは床と垂直方向にハンマーが弦をたたくため、打弦後戻るのにばねなどの補助処置が必要になります。

       

        • 対してグランドピアノは、床と水平方向にハンマーが弦をたたくため、打弦後は自重で戻ることができることで完全に戻りきる前に再打弦が可能です。
          この違いにより、アップライトピアノは1秒間に7回の打弦、グランドピアノは1秒間に14回の打弦や、打弦する直前まで奏者のタッチによるハンマーコントロールが可能になっています。

       

        • 響き:
            • グランドピアノは水平に広がる大きな響板と長い弦により、音に豊かな広がりと奥行きが生まれます。特に低音域の響きは圧巻です。アップライトピアノは響板が垂直なため、音の広がりは限定的ですが、それでも生ピアノならではの深みのある響きを楽しめます。

           

            • 表現力:
                • グランドピアノは広い音域とダイナミックレンジの広さ、そして繊細な調整が可能なアクション機構により、演奏者の感情を余すことなく表現できます。アップライトピアノも十分な表現力を持っていますが、本格的な音楽表現を追求する上ではグランドピアノに軍配が上がります。

               

              ヤマハ現行アップライトピアノ:新品と現行中古の比較

              新品・中古それぞれのメリット

              • 新品のメリット:
                  • 最新の技術とデザイン:ヤマハの最新モデルは、改良されたハンマーや響板、鍵盤素材などにより、より美しい音色と高い表現力を実現しています。

                 

                  • 完全な状態での保証:新品であるため、初期不良の心配が少なく、メーカー保証がしっかりと付帯します。

                 

                  • 安心感:購入後のメンテナンスや部品供給においても長期的な安心感があります。

                 

              • 現行中古のメリット:
                  • お得に手に入れられる:新品に比べて価格が手頃であるため、予算を抑えつつ良質なピアノを手に入れることができます。

                 

                  • 音色の安定性:新品ピアノははじめ1,2年ほどは部品が馴染むまで弾きこまないと音色や鳴り、調律が安定しませんが、中古ピアノは既に安定している状態のため、お気に入り頂いた音色をご購入後から長くお楽しみいただけます。

                 

              人気のアップライト現行モデル紹介

              bシリーズ

              ヤマハbシリーズは、コンパクトなサイズとコストパフォーマンスに優れたモデルです。高さ113cmの「b113」と121cmの「b121」があり、初めてのレッスン用ピアノとして最適です。黒艶出し塗装の他、チッペンデールデザインのダークマホガニーやナチュラルホワイトのカラーバリエーションもあります。

              YUシリーズ

              YUシリーズは、ヤマハの伝統を受け継ぐスタンダードモデルです。高さ121cmの「YU11」と131cmの「YU33」があり、スッキリとした外観に、ヤマハピアノならではの音のこだわりが感じられます。

              YUSシリーズ

              YUSシリーズは、ヤマハアップライトピアノの上位モデルです。コンサートグランドピアノ「CFX」と同等のハンマーフェルトやミュージックワイヤーを採用し、明るく明瞭で豊かな音色、そして高い表現力を実現しています。譜面台はグランドピアノに近い目線で見られる大型で、YUS5モデルではグランドピアノと同様のソステヌートペダルも搭載されています。

              YFシリーズ

              YFシリーズは「音を奏でるインテリア」をコンセプトにしたデザイン性の高い小型モデルです。美しい木目を活かした天然木化粧板の仕上げで、猫脚が優雅なアクセントになっています。高さ114cmとコンパクトで、お部屋に馴染みやすいのが特徴です。

          ヤマハ現行グランドピアノ:新品と現行中古の比較

          ピアノ経験者・音大生・プロ志向層向けのポイント

          ピアノ経験者や音大生、プロを目指す方にとって、グランドピアノは演奏技術をさらに向上させるための不可欠な存在です。特に重要なのは、繊細なタッチへの反応性、幅広いダイナミクス、そして豊かな音色による表現の自由度です。グランドピアノは、鍵盤を押す力が直接ハンマーに伝わる構造により、奏者の細やかな意図を音に反映させやすく、表現の幅を大きく広げます。また、素早い連打や複雑なペダルワークに対応できる高い演奏性能も求められます。中古を選ぶ際には、消耗部品の状態や劣化度合いを特に注意深く確認し、耐久性の高いモデルを選ぶことが長期的な演奏活動において重要となります。

          新品・中古それぞれのメリット

              • 新品のメリット:
                  • 長期的な安心感:メーカー保証に加え、新品ならではの品質の安定性があり、長期にわたる使用を見据えられます。

                 

                  • 自己成長への投資:プロを目指す方にとって、新品のグランドピアノは自己の音楽性を最大限に引き出すための重要な投資となります。

                 

              • 現行中古のメリット:
                  • 予算内でグレードアップ:新品では手が届きにくい上位モデルや、年式の新しいモデルを予算内で手に入れるチャンスがあります。

                 

                  • 熟成された音色:長年弾き込まれることで、木材が熟成し、新品にはない深みのある音色を持つピアノに出会えることがあります。

                 

                • 厳選された一台:販売店でしっかりと整備・調整された現行中古ピアノは、安心して選べる信頼性があります。

          人気のグランド現行モデル紹介

          GB1K

          ヤマハGB1Kは、奥行き151cmのコンパクトなグランドピアノです。限られたスペースでもグランドピアノの響きを楽しみたい方におすすめです。

          C Traditional シリーズ

          C Traditional シリーズは、伝統的なデザインと優れた基本性能を兼ね備えたグランドピアノです。C1TD(奥行き161cm)とC3TD(奥行き186cm)があり、多くのピアニストに選ばれてきたCシリーズの良さを踏襲しています。

          CXシリーズ

          CXシリーズは、ヤマハ創業125周年を機に誕生した新モデルで、ヤマハの理想の音を追求したグランドピアノです。切れの良い音の立ち上がりと煌びやかな音色を特徴とし、ヨーロッパ製のミュージックワイヤーやCFXと同等のハンマーフェルトを採用しています。C1X(奥行き161cm)からC7X(奥行き227cm)まで幅広いラインナップがあり、サイズが大きくなるほど豊かな響きを奏でます。

          SXシリーズ

          SXシリーズは、ヤマハのコンサートグランドピアノのノウハウを活かして設計された上位モデルです。高品質な素材と精密な設計により、低音部の厚みある音質と優れた表現力を実現しています。

          CFシリーズ

          CFシリーズは、ヤマハの最高峰であるコンサートグランドピアノです。CFX(奥行き275cm、)をはじめ、CF6(奥行き212cm)、CF4(奥行き191cm)があります。世界の主要なコンクールでも採用されるなど、最高の音色と表現力を求めるプロフェッショナルに選ばれています。

      新品・現行中古を比較するポイント

      音色・タッチ・表現力

      ピアノを選ぶ上で最も重要なのが、音色、タッチ、表現力です。新品ピアノは最新の技術で設計されており、ヤマハならではの明るく華やかな音色と軽快なタッチが特徴です。中古ピアノは個体差が大きいため、試弾を通じて一台一台の音色やタッチをじっくりと確認することが不可欠です。

      耐久性・メンテナンス性

      ヤマハのピアノは、響板・フレーム・アクションといった主要なパーツを自社で一貫して製造しており、高い品質と耐久性を誇ります。メンテナンスが必要になった際も、高品質なサービスパーツが安定供給されるため安心です。中古ピアノを選ぶ際は、製造年や使用状況、これまでのメンテナンス履歴を確認し、消耗部品の劣化度合いが低いものを選ぶことが長期使用の鍵となります。

      消音ユニット・製造国の違いについて

          • 消音ユニット:アコースティックピアノでありながらヘッドホンを使って消音で練習できるサイレントピアノなど、音の問題が気になる環境で練習する方に非常に便利です。新品ではこれらが搭載されたモデルを選ぶことができます。中古でも後付けで消音ユニットを取り付けられることが可能です。

       

          • 製造国の違い:ヤマハのピアノは、日本の掛川工場やインドネシア工場などで生産されています。例えば、bシリーズやGB1Kはインドネシア工場で生産されており、コストを抑えつつヤマハの品質基準を満たしています。

       

      現行中古ピアノの魅力と選び方

      お得に手に入れるために

      現行中古ピアノは、新品に比べて手頃な価格で手に入れられるのが最大の魅力です。特に、年式が新しく、状態の良い現行中古モデルであれば、新品と変わらない品質で、お得にピアノライフを始められます。予算を抑えたい方や、憧れのモデルを手の届く価格で手に入れたい方におすすめです。

      ヤマハ人気モデル・おすすめモデル一覧

        • アップライトピアノ:
            • bシリーズ:コンパクトで初心者や子ども向け。手頃な価格でヤマハ品質を体験できます。

           

            • YUシリーズ、YUSシリーズ:スタンダードから上位モデルまで、安定した品質と豊かな表現力を持ち、長く愛用できるモデルです。

           

            • UXシリーズ(中古のみ):X支柱という特徴的な構造を持ち、音の伸びと安定性に優れています。現在製造されていないため希少価値があります。

           

 

  • グランドピアノ:
      • GB1K:コンパクトながらグランドピアノの響きを楽しめます。

     

      • CXシリーズ:ヤマハ現行グランドピアノで、従来のCシリーズと比べると柔らかで豊かな倍音を感じられるのが特徴です。中古市場にも多く出回っているため、様々な方にオススメです。

     

      • Cシリーズ(特にC3):ヤマハグランドピアノの定番であり、豊富な中古モデルが出回っています。トータルバランスに優れ、クリアで伸びのある音色が特徴です。

     

読者層別(初心者、経験者、子ども、音大生など)おすすめモデル

    • 初心者・子ども向け:

        • アップライトピアノ bシリーズ:コンパクトで価格も手頃。ピアノに触れる第一歩として最適です。

       

        • アップライトピアノ YU11:スタンダードなモデルで、長く使える安定した品質が魅力です。鍵盤蓋のソフトランディング機構も安心です。

       

 

  • ピアノ経験者・趣味で楽しむ方:

      • アップライトピアノ YUSシリーズ:より豊かな音色と表現力を求める方におすすめです。トーンエスケープ機能で、よりクリアな響きを感じられます。

     

      • グランドピアノ GB1K:自宅でグランドピアノのタッチと響きを楽しみたい方に適したコンパクトモデルです。

     

  • 音大生・プロ志向層:

      • グランドピアノ CXシリーズ、SXシリーズ:ヤマハの最新技術やコンサートグランドのノウハウが投入されたモデルで、高度な表現力と演奏性を提供します。消耗部品の状態が良い中古品を選べば、長く活躍してくれます。

     

試弾・相談はグランドギャラリーで

店舗・オンライン相談の活用法


グランドギャラリーでは、全国どこからでもヤマハのピアノを検討できるよう、店舗での試弾に加え、オンラインでのリモート相談も実施しています。LINEビデオ通話、Zoom、FaceTimeなど様々なツールを活用し、自宅にいながらピアノの状態や音色を映像と音で確認できます。気になるピアノを複数ピックアップし、オンラインで比較検討するのもおすすめです。

専門スタッフによるサポート

グランドギャラリーには、ピアノに関する深い知識を持つ専門スタッフが常駐しています。お客様の演奏経験、目的、設置環境、予算などを詳しくヒアリングし、一人ひとりに最適なピアノ選びをサポートします。また、購入後の調律やメンテナンス、アフターサービスも充実しており、安心してピアノライフを送ることができます。

ぴったりな一台と出会うために

グランドギャラリーは、20年以上の実績と年間10,000台以上の買取・販売実績を誇り、常時4,000台以上の豊富な在庫を保有しています。ヤマハやカワイといった国産ブランドから、スタインウェイやベヒシュタインなどの輸入ピアノまで、幅広い150台以上の展示ラインナップの中から、お客様にぴったりの一台と出会うことができます。

まとめ

あなたに最適なヤマハピアノの選び方

ヤマハの新品ピアノは最新の技術と確かな品質、手厚いメーカー保証が魅力です。一方、現行中古ピアノは、予算を抑えつつ良質なピアノを手に入れられるチャンスがあります。特にグランドギャラリーのような信頼できる専門店の中古ピアノであれば、品質面でも安心いただけるかと思います。

まずは現物・音を体験しよう

最終的に最適な一台を選ぶためには、実際にピアノを「見て、触って、聴いて」その音色やタッチを体験することが何よりも重要です。グランドギャラリーでは、豊富なラインナップのピアノを試弾できるだけでなく、専門スタッフがお客様の疑問や不安に寄り添い、最適な一台との出会いをサポートします。ぜひ一度、グランドギャラリーの店舗やオンライン相談を活用し、あなたにとって最高のヤマハピアノを見つけてください。

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木目スタインウェイA3との出会い

ウォルナット調の外観美と存在感


今回ご紹介するスタインウェイA3(1921年製)は、木目模様がはっきりと浮かび上がるウォルナット調のグランドピアノです。その美しい外観は、単なる楽器という枠を超え、空間に豊かな存在感と上質な雰囲気をもたらします。歴史を刻んだ木目の風合いは、現代のピアノにはない独特の魅力を放ち、見る人を惹きつけます。

インテリアとしての魅力


ウォルナット調の木目は、様々なインテリアスタイルに調和し、空間に温かみと落ち着きを与えます。ピアノが置かれる場所をより魅力的に演出し、音楽を奏でる喜びとともに、日々の生活に彩りを加えることでしょう。

スタインウェイA3(1921年製)の歴史的背景

黄金期スタインウェイとは

1921年製造のこのスタインウェイA3は、まさにスタインウェイの「黄金期」に制作された一台です。スタインウェイは1853年にニューヨークで創業し、1880年にはドイツ・ハンブルクにも生産拠点を設けました。この時期は、スタインウェイが数々の革新的な技術特許を取得し、現代ピアノの基礎を築き上げた時代と重なります。世界中のコンサートホールでスタインウェイが圧倒的な支持を得るようになったのも、この頃からと言えるでしょう。

1920年代製造モデルの特徴

A3モデルは、A型をベースに改良が加えられ、1913年から製造が始まった「幻のスタインウェイピアノ」とも称されるモデルです。ニューヨーク工場で1945年までの32年間に約4,500台しか製造されなかった希少性の高いピアノで、奥行き194.3cmというサイズから「Long A」や「Stretch A」とも呼ばれています。この年代のスタインウェイは、熟成された深みを持つことが特徴ですが、このA3は、同年代の他のスタインウェイと比較しても、まろやかさの中にクリアではっきりとした響きを持つという印象を感じました。

リビルドピアノとしての価値


このピアノはリビルド(再生)されており、ピン、弦、ハンマーはスタインウェイ純正に準ずるもの(レンナーハンマー、アベルダンパーフェルトなど)に交換されています。これにより、長く安心してご愛用いただける状態に整備されています。適切に修復された中古スタインウェイは、新品に劣らない魅力を持つだけでなく、その個体が持つ音の個性や歴史的価値によって、さらに高い評価を受けることがあります。

音色と演奏性の詳細

低音域から高音域までのバランス

このスタインウェイA3は、低音域から高音域までバランスの取れた音色を奏でてくれます。煌びやかで透明感のある高音と、重厚感のある豊かな中低音域が特徴です。

ダイナミックレンジと表現力


全体的にダイナミックレンジが広く、演奏者の意図を忠実に表現する圧倒的な性能を持っています。どんなジャンルの音楽にも対応できる柔軟性は、多くの音楽家から支持される理由の一つです。

フォルティシモとピアニッシモの響き比較

高音域では、フォルティシモ(非常に強く)で演奏した際にはっきりと輝きのある音が響き渡ります。一方、ピアニッシモ(非常に弱く)では、音が空気にすっと溶け込むかのような繊細で美しい響きを魅せ、その豊かな表現力は聴く人を魅了します。

購入・試弾できる場所

グランドギャラリー岡崎本社ショールーム


この美麗なウォルナット調のスタインウェイA3(1921年製)は、グランドギャラリー岡崎本社ショールームにて展示されています。グランドギャラリー本社は愛知県岡崎市大平町榎田10に位置し、世界最大級のピアノ販売モールとして、150台以上のピアノを展示しています。

  • 住所:〒444-0007 愛知県岡崎市大平町字榎田10
  • 電話番号:0120-25-9939
  • 営業時間:月・火・木・金・土・日 10:00 – 18:00(水曜定休)
  • アクセス:東名高速道路 岡崎インターチェンジ下車すぐ、または名鉄男川駅より徒歩15分

試弾・見学の流れ/予約方法


グランドギャラリーのショールームでは、豊富な展示の中から選び抜かれた最高のピアノたちと巡り合うことができます。試弾や見学は予約制で、専任スペシャリストによるサポートのもと、音響に最適な非日常的な空間で贅沢な時間を過ごすことができます。オンラインでのリモート相談やライブでのピアノの音色と映像の確認も可能です。

プロ奏者・ピアノ愛好家を中心としたターゲット層

スタインウェイのピアノは、その比類なき響きと演奏性から、プロのピアニストや音楽大学の学生、そして深い知識を持つピアノ愛好家を中心に高い需要があります。このA3モデルも、そのような方々にとって理想的な一台となるでしょう。

流通・新品市場と価格傾向

スタインウェイ新品ピアノの価格相場


スタインウェイの新品グランドピアノは、最小モデルS-155でも1,700万円以上、コンサートグランドの最高峰D-274では4,000万円を超えるなど、非常に高額です。アップライトピアノのK-132も1,000万円を超え、一般的な国産ピアノとは一線を画する価格帯となっています(2025年2月時点)。スタインウェイは、廉価モデルが存在せず、全てのモデルが最高級機種という位置付けです。

希少価値の高い理由


スタインウェイのピアノが高価である理由は、厳選された最高品質の素材と、熟練の職人による手作業にあります。1台のグランドピアノが完成するまでには約1年もの歳月が費やされ、その部品点数は約12,000点にも及びます。さらに、年間生産台数は約1,500台程度に抑えられており、需要に対して供給が限られるため、高い希少価値を維持しています。また、1853年の創業以来、現代ピアノの基礎を築いた100件以上の特許技術と、世界中の著名なピアニストに愛用され続けてきた歴史とブランド力も、その価値を大きく支えています。中古市場においても、スタインウェイは高い資産価値を保ち、年々価格が上昇する傾向にあります。

まとめ

スタインウェイA3(1921年製)が提供する豊かな音楽体験

スタインウェイA3(1921年製)のウォルナット調グランドピアノは、スタインウェイの黄金期に生み出された希少なモデルです。美しい木目調の外観はインテリアとしての魅力を放ち、リビルドによって現代に蘇ったその音色は、低音から高音までバランスの取れた、ダイナミックで表現力豊かな響きを提供します。フォルティシモでは力強く、ピアニッシモでは繊細に空気に溶け込むような音は、プロの奏者やピアノ愛好家を深く魅了することでしょう。

購入検討に際してのポイント

この歴史的なピアノは、グランドギャラリー岡崎本社ショールームで試弾・購入が可能です。スタインウェイのピアノは高額ですが、その背景には徹底した品質へのこだわり、希少性、そして170年以上にわたるブランドの威信があります。中古ピアノとしての価値も高く、適切に整備された本機は、長く豊かな音楽体験をもたらしてくれるでしょう。購入を検討する際は、ぜひ一度ショールームでその響きと美しさを直接ご体感ください。


国内最大級のピアノショールーム「グランドギャラリー岡崎」では「合計150台以上」のピアノを展示しています♪
初めてのピアノにもオススメなアップライトピアノ“約80台”!
より繊細な表現を叶えてくれるグランドピアノ“約70台”!
ヤマハ・カワイなどの国産ピアノをはじめ、輸入ブランドまで幅広く取り揃えており、あなたのお好みの1台をご紹介いたします!

当社は20年以上の実績、累計150,000台以上の販売実績を誇り、年間10,000台以上の買取・販売(国内外)を行っております。
総在庫は4,000台を超えており、そのうち2,000台は自社管理の在庫として保有しています。

ピアノショールームにて、選び抜かれたピアノを全国のお客様にご提案しています。
ぜひ、圧巻のショールームで「あなただけの1台」をお選びください♪

お客様の声

                   

我が家に新しい響きをもたらしてくれました。

留学時代の恩師も、来日の際に弾きにいらして下さり、お墨付きを頂きました。グランドギャラリーでの出会いを大切にしていきたいです。

                       

東京都 スタインウェイ B211

さらに詳しく

専任スペシャリストがサポートします。リモート相談、ライブでピアノの音色と映像を確認できます。

グランドギャラリーの専任スペシャリストがピアノに関するお悩み事の解決をサポート。カテゴリー別でピアノ選びもカンタン。ご自宅に居ながら、ビデオ通話や動画を通じて、ピアノの状態や音色をご確認頂けます。

その他、技術、物流、税務など各部門のスぺシャリストがサポートします。

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