普段YAMAHAを触っている調律師が
ベヒシュタインを触ると何を感じるのか?
| YAMAHA C3 | BECHSTEIN A190 |

調律師として日々仕事をしていると、
最も多く触れるピアノのひとつがYAMAHAではないでしょうか。
学校、レッスン室、一般家庭。
日本全国どこへ行っても、YAMAHAのピアノに触れる機会があります。
一方でヨーロッパピアノ、特にベヒシュタインを触った時に、
「なんだか反応が違う」
「音色の出方が違う」
「倍音感が独特」
そんな感覚を持ったことがある方も
多いのではないでしょうか。
今回は、普段YAMAHAを触っている調律師目線で、ベヒシュタインとの違いを
「構造」と「音作り」の視点から見てみたいと思います。
YAMAHAの特徴
「均一性」と「コントロール性能」
YAMAHAのピアノは、
非常に工業精度が高く、個体差が少ない印象があります。
・輪郭が明確
・タッチが均一
・整調変化への反応が素直
特に、調律・整調を行った際の
「狙った方向への作りやすさ」
は、国産メーカーならではの完成度を感じます。

YAMAHAグランドアクション。
均一感や整然とした部品構成に、
国産メーカーらしい高い工業精度を感じます。
ベヒシュタインを触ると感じる
「音色の深さ」
一方、
ベヒシュタインを触ると、
まず感じるのが
「音色の層の深さ」です。
特に中高音域では、
単純な明るさだけではない、
独特の陰影感があります。
YAMAHAが「輪郭」なら、
ベヒシュタインは「陰影」。
ppで弾いた時の倍音感や、
和音の溶け方には、ヨーロッパピアノらしい空気感があります。

ベヒシュタイン内部構造。
弦の流れやフレーム設計にも、
ヨーロッパピアノらしい独特の空気感があります。
整音変化の出方がかなり違う
調律師目線で特に面白いのが、
整音変化の出方です。
YAMAHAは、
比較的「狙った方向へ持っていきやすい」
印象があります。
一方ベヒシュタインは、
少しの針の入れ方や、
ハンマーの状態変化で、
表情がかなり変わります。
というより、「育てながら仕上げていく」
感覚に近いかもしれません。

左:YAMAHA 右:ベヒシュタイン
フェルトの質感や整形状態の違いからも、
それぞれの音色キャラクターの方向性が感じられます。
アップライトでも感じる違い
グランドだけでなく、
アップライトでも
YAMAHAとベヒシュタインの違いは感じられます。
特に、
中音域の歌わせ方や、
音の余韻感には
大きな違いがあります。


特にアップライトでは、
低音の厚みよりも、
中音域の歌わせ方に
ヨーロッパピアノらしさを感じます。
同じppでも、
YAMAHAとは異なる
空気感の残り方があります。
実際に触ってみたい調律師様へ
文章や動画だけでは伝わらない部分も、
実際に触るとかなり印象が変わります。
特に、
・倍音感
・整音変化
・ppでの音色
などは、
実機で触れていただくと
YAMAHAとの違いをより感じていただけると思います。
グランドギャラリーでは、
現在ベヒシュタインの
グランドピアノ・アップライトピアノを展示しております。
「内部構造を見比べてみたい」
「実際に触って違いを感じてみたい」
という調律師様も大歓迎です。
ぜひお気軽にご来社ください。
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