■取扱展示場
① 今回のピアノで意識した音色づくりはどんなものでしたか? このスタインウェイは、鍵盤を弾いたときの「アタック音(出だしの音)」がはっきりと伝わるのが特徴です。 今回はその特長を活かして、明瞭なアタックと音の伸びを意識して調整しました。 音色そのものを作り込むというよりも、もともと持っている響きを自然に引き出すことを大切にしました。
② タッチや鍵盤の感触に関して、どのような点に気を配りましたか? 演奏者が「弾きやすい」と感じるかどうかを一番に考えて調整しました。 中古ピアノはパーツの交換歴などにより、鍵盤の重さや反応が少しずつ異なります。 特にハンマーの重さや鍵盤比(鍵盤の物理的なバランス)を丁寧に見ながら、自然で無理のないタッチ感を目指しました。
③ このピアノの個性はどういったところでしょうか? このピアノは1925年製のニューヨーク・スタインウェイです。 1920年代は、スタインウェイに限らず、ベヒシュタインやベーゼンドルファーなども、非常に手間とコストをかけて質の高い楽器を製作していた時代です。 そのため、このピアノも非常に上質な作りで、豊かな音のボリューム感と、現代のピアノにはない独特の質感が感じられます。
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