ピアノの情報ブログの使命は、あらゆるピアノの情報を共有し、皆様の素晴らしいピアノライフを応援することです。

 

はじめに

木目ピアノの魅力とお手入れの重要性

ピアノは美しい音色を奏でるだけでなく、その外装もまたインテリアとして空間を彩る魅力を持っています。特に木目ピアノは、天然木の温かみや独特の風合いがお部屋に優雅さをもたらし、多くの方に愛されています。しかし、ピアノは非常にデリケートな楽器であり、特に木目部分は湿度や温度の変化、直射日光などに弱いため、適切なお手入れが不可欠です。日頃の丁寧なケアは、ピアノの美しい見た目を保つだけでなく、音質の維持や寿命を延ばすことにも繋がります。

艶有・艶消しの違いとは


木目ピアノには大きく分けて「艶消し(マット)タイプ」「艶有(グロス)タイプ」の2種類があります。

  • 艶有タイプ:鏡面仕上げとも呼ばれ、表面がピカピカと光沢があり、ものが映り込むほどの美しい輝きが特徴です。主に硬めのポリエステル塗料が使われることが多く、傷がつきにくいとされています。
  • 艶消しタイプ:マット仕上げとも呼ばれ、光沢が抑えられた落ち着いた質感が特徴です。木目の風合いがより自然に感じられ、指紋や汚れが目立ちにくいという利点があります。一般的に柔らかめの塗料が使われる傾向にあります。

ご家庭用のピアノでも、それぞれのタイプに適したお手入れをすることで、長く美しさを保つことができます。

木目ピアノの基本構造と特徴

木目ピアノとは


木目ピアノは、その名の通り、木材の美しい木目を活かした外装が特徴のピアノです。節や割れのない厳選された木材を使用し、熟練の木工技術によって作られています。そのため、黒いピアノと比較して価格が高くなる傾向がありますが、その分、温かみのあるおしゃれなインテリアとして高い人気を誇ります。

艶有タイプ・艶消しタイプの特徴

  • 艶有タイプ(鏡面仕上げ):
    • 表面が鏡のように輝き、高級感があります。傷が入った場合でも、塗料への傷であれば修理が比較的容易です。
  • 艶消しタイプ(マット仕上げ):
    • 光沢が抑えられた落ち着いた質感で、指紋や汚れが目立ちにくいです。ただし、傷が入った際に塗料を通り越して木材本体にダメージが及ぶことがあり、完全に元の状態に戻すのが難しい場合もあります。

違いによる見た目とメンテナンス性

艶有タイプは華やかで存在感がありますが、指紋やホコリが目立ちやすい傾向があります。静電気でホコリが溜まりやすいため、こまめな拭き掃除が必要です。一方、艶消しタイプは落ち着いた雰囲気で、指紋や汚れが目立ちにくいというメリットがありますが、力を入れて磨きすぎると艶が出てしまう可能性があるため注意が必要です。また、特に艶消しの木目ピアノは日焼けによる色の変化にも気を配る必要があります。

ピアノ外装のタイプ別お手入れ方法

艶有(グロス)タイプのお手入れ

日常の手入れ方法

  • ホコリを優しく払う:表面についたホコリは、ピアノ用の毛ばたきや柔らかいネル生地のクロスで軽く払います。ホコリが砂粒を含んでいる場合があるため、強い力で拭くと細かな傷の原因になります。
  • 手垢・汚れの拭き取り:手垢や汚れが目立つ部分は、水を含ませて固く絞った柔らかい布で優しく拭き取ります。水拭き後は、水分が残らないように別の乾いた柔らかいクロスで乾拭きして仕上げます。

艶出しや傷防止のコツ

  • ピアノクリーナーの使用:艶出し塗装の光沢を保つためには、鏡面艶出し塗装専用のピアノユニコン(ピアノ用ワックス)を使用するのがおすすめです。クロスに少量含ませて薄く伸ばすように塗布し、優しく磨き上げます。一度にたくさんつけすぎるとムラになる可能性があるため、少量ずつ使うのがポイントです。
  • 研磨剤の使用:落ちにくい頑固な汚れや、塗装面の浅い擦り傷には、ピアノコンパウンド(研磨剤入りのクリーム)の使用も可能です。ただし、劣化の度合いによっては使用が難しい場合や、半艶タイプには使用できないものもあるため、事前に確認が必要です。

適したクリーナーやクロスの選び方

  • クリーナー:鏡面艶出し塗装専用のユニコンを選びましょう。除菌効果も期待できるクリーンエースのような製品もあります。
  • クロス:柔らかいネル生地やマイクロファイバークロスが適しています。ホコリ除去用と仕上げ磨き用の2枚を用意しておくと便利です。市販の化学ぞうきんや家具用ワックスは、ピアノの塗装に不向きな成分が含まれている場合があるため、使用を避けるべきです。

艶消し(マット)タイプのお手入れ

日常の手入れ方法

  • ホコリを優しく払う:艶有タイプと同様に、ピアノ用の毛ばたきや柔らかい布で軽くホコリを払います。
  • 手垢・汚れの拭き取り:半乾き状態のしっとりした柔らかいタオルで、食卓テーブルを拭く程度の軽い力で拭き上げます。ホコリの量に応じて毎日から数日おきに繰り返すのが理想的です。
  • 落ちにくい汚れには、中性洗剤を薄めて固く絞った布で拭き上げる。
  • それでも落ちない場合は、弱アルカリ性洗剤を薄めて固く絞った布で拭き上げる。
  • さらに頑固な汚れには、弱アルカリ性洗剤を濃い目にするか、ペイント薄め液、ガラスクリーナー、ベンジンと段階的に洗浄液を強くしていきます。ただし、必ず目立たない場所で試してから使用し、塗装に負担をかけるため、日常的には避けるべきです。

光沢復活の注意点と手順

艶消しタイプのピアノに艶出し用のワックスを使用したり、強く擦りすぎたりすると、艶が出てしまい質感が変わる可能性があるため、注意が必要です。艶消し仕上げ専用のクリーナーを使用し、優しく汚れを拭き取るようにしましょう。

艶消し特有の傷・日焼け対策

  •  日焼け対策:特に艶消しの木目ピアノは日焼けによる色の変化が生じやすいです。直射日光が片側だけに当たらないように設置場所を工夫したり、厚手の遮光カーテンを利用したりすることが重要です。ピアノカバーを使用する場合も、カバーがかかっている部分とそうでない部分で色の差が出ないように、定期的にカバーを外して通気を良くするなどの配慮が必要です。
  •  傷対策:傷が入った場合、塗料を通り越して木材本体にダメージが及ぶことが多いため、修復が難しい場合があります。日常的に硬いものでぶつけないように注意し、万が一傷がついてしまった場合は調律師に相談しましょう。

ピアノ全体のお手入れポイント

鍵盤やペダルの掃除方法

  •  鍵盤:
    •  日常的なお手入れ:演奏後は、塗装面を拭いたものとは別の柔らかい乾いた布で、白鍵だけでなく黒鍵や鍵盤の側面も丁寧に拭きましょう。
    •  落ちにくい汚れ:水を含ませて固く絞った布で水拭きした後、乾拭きします。汚れがひどい場合は、鍵盤専用クリーナー(キークリーナー)を使用します。ただし、象牙鍵盤や人工象牙鍵盤、黒檀調天然木には使用できないものもあるため、鍵盤の素材を確認しましょう。
    •  注意点:アルコール類(除菌シートなども含む)やベンジンはひび割れの原因になるため絶対に使用しないでください。
  • ペダル:
    •  日常的なお手入れ:柔らかい布で汚れを拭い取ります。ペダルは真鍮製で、湿気や足から出る汗によって変色やサビが生じやすいです。
    • サビ・変色:変色やサビがひどい場合は、ピアノコンパウンド(研磨剤)を布に少量取って根気よく磨きます。研磨で布が黒くなるため、古いクロスを使用するのがおすすめです。

ホコリ・手垢・サビの防止策

  •  ホコリ:ピアノ用の毛ばたきや柔らかいクロスでこまめにホコリを払い落としましょう。ピアノカバーを使用することも有効ですが、通気性の良いものを選び、湿気がこもらないよう定期的に外すことが大切です。
  •  手垢:演奏前には必ず手を洗い、清潔な状態でピアノを弾く習慣をつけましょう。これにより、鍵盤や外装への手垢の付着を大幅に減らすことができます。
  •  サビ:ピアノ内部の金属部分は湿気に弱くサビやすいです。ピアノ用の除湿剤や防錆剤を内部に入れておくことで、サビの発生を抑制できます。

定期お手入れの頻度と習慣化

ピアノの外装や鍵盤の拭き上げは、練習頻度にもよりますが、1〜2週間に一度がおすすめです。クリーナーを使った本格的な掃除は、月に1回程度でも十分でしょう。毎日演奏後に軽く拭く習慣をつけることで、汚れが蓄積するのを防ぎ、大掛かりな掃除の手間を減らすことができます。

木目ピアノの設置・環境管理

快適な温度・湿度の目安と管理方法


ピアノは木材や金属部品が多く使われているため、温度や湿度の変化に非常にデリケートです。

  • 快適な温度:15℃~25℃(理想は20℃)
  • 快適な湿度:40%~70%(理想は50%~60%) 極端な温度・湿度変化は、木材のひび割れや反り、金属部分のサビ、音の狂い、鍵盤の動作不良などの原因となります。

管理方法:

  • 除湿・加湿:湿度が高い時期は除湿機やピアノ専用の除湿剤(ダンプチェイサー、ピアノスカットなど)を使用し、乾燥する時期は加湿器を利用して適切な湿度を保ちましょう。
  • 換気:晴れた湿度の低い日には窓を開けて部屋の空気を入れ替え、ピアノの蓋も開けて通気性を良くしましょう。雨の日や夜間は窓を閉めて湿気が室内に入り込むのを防ぎます。

カビやサビ、反り防止のための注意点

  • 湿気対策:ピアノ内部に湿気がこもらないように、除湿剤や防虫防錆剤を併用するのが効果的です。特にフルカバーを使用する場合は、湿気がこもりやすくなるため、定期的に外してピアノを「深呼吸」させてあげましょう。
  • 温度変化:エアコンの風やストーブの熱が直接ピアノに当たらないように、配置場所を調整し、1.5m程度の距離を保ちましょう。床暖房の上への設置を余儀なくされた際は、断熱効果のあるピアノボードを敷くことで、下からの熱の影響を緩和できます。
  • 定期的な演奏:ピアノは弾かずに放置しておくと、金属部分がサビやすくなります。定期的に演奏することで、鍵盤やアクションが動き、内部の空気が循環しやすくなるため、サビやカビの防止にも繋がります。

直射日光や設置場所の工夫

  • 直射日光を避ける:直射日光は木材のひび割れや反り、外装の色あせ、特に木目部分の日焼けの原因となります。窓際に置かざるを得ない場合は、厚手の遮光カーテンを利用するなどの対策が必要です。
  • 水回りを避ける:キッチンや浴室など、湯気や水気の多い場所は湿気がこもりやすく、ピアノにとって非常に良くありません。油汚れが付着するリスクもあるため、これらの場所からは距離を置いて設置しましょう。

日常で気をつけたいこととトラブル対策

艶消しピアノの日焼け防止

艶消しタイプの木目ピアノは特に日焼けによる色の変化が顕著に現れることがあります。

  • 直射日光を避ける:ピアノを設置する際は、直射日光が当たる場所を避けることが最も重要です。
  • カバーの利用と注意:ピアノカバーは日焼け防止に役立ちますが、カバーをかけっぱなしにするとカバーの跡がついてしまったり、湿気がこもったりする可能性があります。定期的にカバーを外し、ピアノ全体を均一に日焼けさせる(目立たなくする)ような配慮も有効です。

汚れや傷・凹みがついたときの対応

  • 軽い汚れ:日常のお手入れで紹介した方法で拭き取ります。
  • 頑固な汚れ:専用クリーナーや薄めた中性洗剤などで対処しますが、塗装の種類に合わないものや、強い溶剤の使用は避けましょう。
  • 傷・凹み:木目ピアノの傷や凹みは、元の木目や色調に合わせるのが非常に難しいため、自分で無理に修復しようとせず、プロのピアノ技術者や工房に相談することをおすすめします。

プロによるメンテナンスのすすめ

ピアノは多数の精密部品からなる繊細な楽器です。日頃のお手入れでは届かない内部の掃除や、調律、整調、整音といった専門的なメンテナンスは、定期的に調律師に依頼することをおすすめします。

  • 調律の頻度:少なくとも1年に1~2回は調律を行いましょう。
  • 内部の掃除:2年〜5年以上経過したピアノは、内部にホコリやカビが蓄積している可能性があります。調律の際に、調律師に内部の掃除も依頼しましょう。
  • 専門的な修理:音のずれや異音、鍵盤の不調、内部の虫食いなど、自分では解決できないトラブルが発生した場合は、すぐに調律師に相談し、適切な処置を受けることが大切です。

まとめ

正しいお手入れで楽器の価値を守ろう

ピアノは高価な楽器であり、適切なお手入れをすることで何十年、あるいは100年以上も使い続けることができます。正しいお手入れ方法を実践し、必要に応じてプロのメンテナンスを受けることで、大切なピアノの音色や見た目を守り、その価値を維持していきましょう。

ピアノのお手入れアイテムを適切に活用し、大切な木目ピアノを長く愛用してください。


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はじめに

カワイピアノとは?


カワイ(河合楽器製作所)は、ヤマハと並び日本を代表する二大ピアノメーカーの一つです。創業者の河合小市氏が純国産ピアノのアクション部分を初めて解き明かしたことでも知られ、その高い技術力は世界的に認められています。ショパン国際ピアノコンクールをはじめとする主要なコンクールで公式ピアノとしてSK-EXが採用されるなど、プロのピアニストからも厚い信頼を得ています。カワイピアノは全体的にまろやかで柔らかく、温かみのある音色が特徴で、特に「カワイトーン」と呼ばれる重厚感のある低音は多くのファンを魅了しています。

現行カワイピアノのラインナップと特徴

カワイは、様々なニーズに応えるグランドピアノとアップライトピアノを幅広く提供しています。

グランドピアノ(GXシリーズ・Shigeru Kawai など)


カワイのグランドピアノは、その高い品質と豊かな音色で世界中のピアニストから支持されています。

  • Shigeru Kawai(SK)シリーズ
    • カワイグランドピアノのフラッグシップモデルであり、世界的なコンクールでも公式ピアノとして採用される最高峰シリーズです。
    • 「原器工程」と呼ばれるピアノづくりの原点的な手作業が継承され、一台一台丹念に作り込まれています。
    • 新品価格帯はSK-2が約270万円(税込)、SK-3が約288.75万円(税込)からと、高級モデルに位置づけられます。
    • ※2025年10月現在

  • GXシリーズ
    • 2013年にRXシリーズの後継として登場したモデルで、コンサートグランドピアノに匹敵する高い演奏性能を目指して開発されました。
    • 鍵盤長の大幅な延長により軽やかなタッチ感が向上し、ボディ剛性の強化やハイブリッド積層積揚の採用により音質の向上を実現しています。
    • 一音一音の粒立ちが良く、立体感のある響きが特徴です。
    • 新品価格帯は160万円(税込)から340万円(税込)程度で、一般家庭向けの主力モデルです。
  • コンパクトグランドピアノ
    • 6畳の部屋にも設置可能な小型グランドピアノで、奥行きわずか150cm程度のモデルもあります。
    • コンパクトながらもグランドピアノとしての音楽性・演奏性能を保持しており、一般家庭に人気です。

アップライトピアノ(Kシリーズ・木目シリーズ・NFシリーズほか)


カワイのアップライトピアノは、多様なデザインとグレードで幅広い層に選ばれています。

  • Kシリーズ
    • 数字の桁数が上がるほど新しいモデルで、現行のKシリーズにはK300、K400、K500、K700などがあります。
    • 年式の新しいモデルには、カワイが独自開発した「ウルトラレスポンシブアクションII」が搭載されており、コントロール性、連打性、耐久性が向上しています。
    • 音色はソフトでまろやか、特に低音部の重厚な響きが特徴です。
    • 新品価格帯はK-200が75.3万円(税込)、K-300が90.2万円(税込)、K-400が102.8万円(税込)、K-500が115.5万円(税込)、K-700が132万円(税込)です。
  • 木目シリーズ・ファニチャーピアノ
    • 木材加工技術を活かした凝ったデザインが特徴で、木目の色合いや縞目が魅力的なモデルです。
    • 猫脚や透かし譜面台など、インテリアとしての美しさも兼ね備え、部屋に優美な雰囲気を演出します。
    • イギリス製法の上級ハンマー、『ロイヤルジョージハンマー』等が使用されているカワイ特約店モデルのCシリーズや、インドネシア工場製で製造を担っているLDシリーズ(ラグジュアリーデザイン)と幅広く展開されています。
    • 新品価格帯は、KI-650が108.9万円(税込)、C-480Fは99万円(税込)、C-580Fは104.5万円(税込)、C-980は198万円(税込)、LD-200は79.7万円(税込)、NF-15は53.3万円(税込)です。

主要モデルの特徴と価格帯

カワイの現行モデルの新品価格帯は以下の通りです(2025年10月現在)。

  • グランドピアノ
    • SKシリーズ(Shigeru Kawai):約280万円~620万円(税込)
    • GXシリーズ:約160万円~340万円(税込)
    • コンパクトグランドピアノ(GLシリーズなど):約110万円(税込)
  • アップライトピアノ
    • Kシリーズ(K-200~K-700):75.3万円~132万円(税込)
    • Cシリーズ(C-480F~C980):99万円~198万円(税込)
    • LDシリーズ:53.3万円(税込)

カワイピアノの音色・タッチの魅力


カワイピアノは全体的にまろやかで柔らかく、温かみのある音色が特徴です。特に低音には「カワイトーン」と呼ばれる重厚感があり、その深みのある響きは多くのピアニストに愛されています。タッチは重すぎず軽すぎない弾き心地の良さを追求しており、近年のモデルに採用されている「ウルトラレスポンシブアクション」や鍵盤長の延長により、表現のしやすさが向上しています。

従来Kシリーズと現行モデルの音色比較

カワイのアップライトピアノ「Kシリーズ」は長年愛されてきましたが、現行モデルと従来のモデルでは音色や響きに特徴的な違いがあります。

音色・響きの違い(厚み・明瞭さ・重厚感)

  • 現行モデル
    • 音に厚みがあり、低音にはより重厚感が感じられます。
    • 高音部はまとまりがあり、豊かな響きが特徴です。
    • 演奏全体に臨場感のある深い響きを求める方におすすめです。
  • 従来のKシリーズ(K70など)
    • 現行モデルと比べて明るく、響きが直線的に伸びていくような感触があります。
    • 音の明瞭さが際立ち、比較的すっきりとした明るい音色を求める方におすすめです。

演奏体験から感じる現行モデル/旧モデルの特色

現行モデルは「ウルトラレスポンシブアクションII」などの新技術により、タッチ感が軽く改良され、カワイらしい低音の深みや厚みのある音色が演奏者の感覚をよりダイレクトに伝えてくれます。従来のKシリーズは、その明るく明瞭な響きが特徴で、軽快な演奏感を好む方に支持されてきました。

どちらのモデルがおすすめか(利用シーン別)

  • 重厚感のある臨場感を求める方:現行モデルがおすすめです。より豊かな表現力と深い響きを追求したい方に最適です。
  • 比較的すっきりとした明るさ、音の明瞭さを求める方:従来のKシリーズがおすすめです。ヤマハほど華やかでなくとも、クリアで伸びやかな音色を好む方に適しています。 グランドギャラリー本社には、現行モデルの中古ピアノも従来モデルの中古ピアノもどちらも展示されているため、実際に弾き比べて自分に合った一台を見つけることができます。

カワイピアノとヤマハピアノの違い

日本の二大ピアノメーカーであるカワイとヤマハは、それぞれ独自の音色やタッチ感を持っています。

初心者・家族向けにおすすめの選び方

  • カワイ:ソフトでしっとりとしたまろやかな音色を好む方、低音の重厚感を重視する方におすすめです。特に、ピアノを始めたばかりの初心者から電子ピアノからの買い替えを検討しているご家族にとって、安定したタッチと豊かな音色は長く愛用できる魅力となります。
  • ヤマハ:明るく華やかな音色、軽快なタッチを好む方におすすめです。音の伸びやクリアな響きを重視する方に適しています。

最終的には、実際に試弾して、ご自身の好みや演奏スタイルに合うピアノを選ぶことが最も重要です。

新品ピアノと中古ピアノの違いと選び方


ピアノの購入を検討する際、新品か中古かという選択は大きなポイントです。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のニーズに合った選び方をしましょう。

新品・中古それぞれのメリット・デメリット

  • 新品ピアノのメリット
    • 音色を育てる楽しみ:前のオーナーの癖がついていないまっさらな状態なので、弾き込むことで自分らしい音色へと育っていく過程を楽しめます。
    • 長い寿命と維持のしやすさ:外装や内部部品の劣化がなく、中古に比べて長持ちし、メンテナンス費用も抑えられます。
    • 長期メーカー保証:購入後の不具合に対して、1年程度のメーカー保証が適用されるため安心です。
  • 新品ピアノのデメリット
    • 価格が高い:中古ピアノに比べて1割から2割ほど価格が高くなる傾向があります。
    • 弾き込みが必要:最初のうちは音が柔らかく、ピアノ本来の深みのある豊かな音色になるまで1〜3年程度の弾き込みが必要です。
  • 中古ピアノのメリット
    • 低価格で購入可能新品よりも安価に購入できるため、予算を抑えたい方や、新品では手が届かない上位グレードのピアノを入手できる可能性があります。
    • 高品質な材料のモデルに出会える:1970年代から1980年代のピアノメーカー全盛期に製造された高品質なモデルが、中古市場で手に入ることもあります。
    • 音色が安定している:前オーナーの方がピアノ全体の部品が馴染むまで弾いてくださっているため、新品ピアノがはじめ2,3年ほどは頻繁に調律が必要になるのに対し、中古ピアノは1年に1回ほどの調律でお楽しみいただけます。
  • 中古ピアノのデメリット
      部品の損傷・劣化リスク:目に見えない内部部品の劣化や損傷が進んでいることがあり、楽器店によっては購入後に高額な修理費用がかかる可能性があります。

      • グランドギャラリーでは自社に構えている工房で整備を行い、消耗部品の消耗度合いによってはパーツ交換を行っているため、安心してお楽しみいただけます。

    カワイの中古ピアノ事情と購入時の注意点

    カワイの中古ピアノは市場に多く流通しており、リーズナブルな価格で手に入るチャンスもあります。しかし、以下の点に注意が必要です。

    • 状態の確認:大手メーカーのピアノでも、前の所有者の扱い方や販売店のメンテナンスが不十分な場合、寿命が短くなることがあります。外観だけでなく、内部に破損がないか、鍵盤の動きがスムーズかなどを確認しましょう。
    • 製造時期:カワイに限らず、ピアノメーカーの全盛期は1970年代から1980年代と言われています。この時期に製造された中古ピアノは、現在の製品よりも質の良いものが見つかる可能性があります。

    現行モデル・旧Kシリーズの中古市場価格と特徴

    • 現行モデルの中古ピアノ:比較的新しい年式の中古ピアノは、新品に近い性能を持ちつつ、価格が抑えられているため、コストパフォーマンスが高い選択肢となります。新品より大幅に安く購入できる例もあるため、詳しくは是非ピアノ一覧ページからピアノをご確認くださいませ。
    • 旧Kシリーズの中古ピアノ:Kシリーズは長年販売されているため、中古市場には多くのモデルが出回っています。特にK-70などの2桁の従来のモデルは、明るく明瞭な音色を求める方に人気があります。中古価格は年式や状態によって大きく異なりますが、比較的安価で手に入ることが多いです。

    選び方のコツ


    家族で満足できるカワイピアノを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。

    試弾のすすめと在庫の充実度

    • 複数のモデルを比較する:現行モデルと旧Kシリーズ、グランドピアノとアップライトピアノなど、気になるモデルはできるだけ多く試弾し、比較検討することが大切です。
    • 在庫が充実している店舗を選ぶ:多くのピアノが展示されている店舗では、様々なモデルを一度に試弾できるため、比較検討がしやすくなります。グランドギャラリーのように、現行モデルから旧Kシリーズまで豊富に在庫している店舗では、音色の違いを実際に体験できます。
  • まとめ

    理想のカワイピアノ選びに向けて


    カワイピアノは、その温かくまろやかな音色と優れたタッチで、初心者から上級者まで幅広い層のピアニストに愛されています。理想の一台を見つけるためには、現行モデルと旧Kシリーズの音色の違いを理解し、新品と中古それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、実際に試弾することが不可欠です。

    ご家族のピアノライフを豊かにするためにも、ぜひ本記事で得た情報を参考に、納得のいく一台と出会ってください。


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【最新解説】サイレントピアノは本当におすすめ?メリット・デメリット徹底比較

はじめに

サイレントピアノとは何か


サイレントピアノとは、アコースティックピアノに消音機能を搭載したハイブリッドなピアノです。通常のピアノと同じように演奏できるだけでなく、ヘッドホンを使用することで周囲に音を出すことなく練習ができます。特にマンションなどの集合住宅にお住まいの方や、夜間に練習したい方にとって、魅力的な選択肢となるはず!

サイレントピアノの基本と仕組み

音が消えるメカニズム

アコースティックピアノは、鍵盤を押すとハンマーが弦を叩き、その振動が響板に伝わって音が出ます。サイレントピアノの消音モードでは、ハンマーが弦を叩く直前に「消音バー」が作動し、ハンマーの動きを止めます。これにより、ピアノ本体からは音が出なくなります。ハンマーが弦を叩かないため、エアーピアノのような状態になります。

ヘッドフォンから響く音の正体

消音モードにすると、鍵盤の下に取り付けられたセンサーが鍵盤の動き(どの鍵盤が、どの強さで、どのくらいの長さ押されたか)を感知します。この情報が電子音源に送られ、あらかじめ録音(サンプリング)された別のピアノの音がヘッドホンから出力されます。つまり、ヘッドホンから聞こえる音は、演奏しているアコースティックピアノ自体の音ではなく、内蔵された電子ピアノの音なのです。

アコースティックピアノ・電子ピアノとの違い

サイレントピアノは、アコースティックピアノと電子ピアノの機能を兼ね備えています。アコースティックピアノには弦とハンマーがあり、その物理的な動きによって音が生まれますが、電子ピアノはデジタル音源を再生します。サイレントピアノは、通常時はアコースティックピアノとして生音での演奏が可能ですが、消音モードに切り替えることで、電子ピアノのようにヘッドホン演奏ができます。タッチ感はアコースティックピアノに近く、電子ピアノよりもリアルな演奏感が期待できる点が大きな違いです。

メリット:サイレントピアノの魅力

防音・消音性能と練習環境の自由度

サイレントピアノの最大の魅力は、その防音・消音性能です。消音モードを使用すれば、ヘッドホンを通じてのみ音が聞こえるため、夜間や早朝など、時間帯を気にせずに練習することができます。マンションやアパートにお住まいの方にとって、近隣への音漏れの心配を軽減し、練習環境の自由度を大幅に高めることができます。家族がテレビを見ていたり、受験勉強をしていたりする場合でも、音を気にせず練習に集中できるのは大きなメリットです。

アコースティックのタッチと表現力を維持

サイレントピアノは、アコースティックピアノの鍵盤やアクション機構をそのまま利用するため、電子ピアノに比べてアコースティックピアノ本来のタッチ感に近い演奏が可能です。

生音・消音の切り替えでメリハリ練習

サイレントピアノは、スイッチ一つで生音演奏と消音演奏を切り替えられるため、練習にメリハリをつけることができます。日中はアコースティックピアノとして生音で練習し、夜間は消音モードに切り替えてヘッドホンで練習するといった使い分けが可能です。これにより、アコースティックピアノならではの豊かな響きや表現力を体感しつつ、時間帯を問わない練習環境も確保できます。

新品ユニット後付けの寿命メリット

サイレントユニットは電子部品であるため、その寿命はアコースティックピアノ本体よりも短い傾向にあります(約10〜15年)。既にサイレントユニットが搭載されている中古ピアノの場合、ユニットの寿命が残り少ない可能性があります。しかし、新品のサイレントユニットを後付けで取り付ける場合、ユニットの寿命を最大限に活用できるというメリットがあります。後付けユニットの費用は本体価格と別途で約20万円台からですが、これにより、ピアノ本体を長く使い続けながら、最新の消音機能を利用することが可能になります。

デメリットと注意点

打鍵音や異音、演奏感の変化

サイレントピアノは演奏音を消せますが、鍵盤を叩く「打鍵音」は残ります。消音モードではハンマーが弦ではなく消音バーに当たるため、「カタカタ」という音がすることがあります。特にマンションなどの集合住宅では、この打鍵音が下の階に響き、苦情の原因になる可能性もあります。対策としては、ゴム製の『防振インシュレーター』を使用することで、階下へ伝わる振動を軽減することができます。また、サイレントユニットの取り付けにより、ピアノ内部に多くの部品が追加されるため、共鳴による異音が発生するリスクも指摘されています。さらに、ユニットの取り付けに伴う調整によって、アコースティックピアノとしてのタッチや音色にわずかな変化が生じる場合があります。レットオフ(ハンマーが弦に当たる直前に力が抜けるポイント)の調整を広げる必要があるため、特に弱い音の表現に影響が出ることがあります。

電子部品の寿命や故障リスク

サイレントユニットは電子部品で構成されており、その寿命はアコースティックピアノ本体(30年~100年)と比べて短く、約10~15年と言われています。電子部品であるため、故障のリスクも伴います。突然大きな音が出たり、音が途切れたりするバグや不具合が発生する可能性もゼロではありません。故障した場合、修理期間がかかったり、部品が生産終了している場合は修理が困難になることもあります。

グランドギャラリーで取り付けを行っているサイレントユニットは、寿命を迎えた際や故障した際、取り外して新たなサイレントユニットを取り付けることも可能な為、ご安心いただけるポイントになっております♪

メンテナンス性・追加費用

サイレントユニットの取り付けによって、ピアノの内部に多くの部品が加わるため、調律や修理などのメンテナンス作業がしにくくなることがあります。これにより、メンテナンスに手間や時間がかかり、費用が高くなる可能性も考えられます。また、電子部品であるサイレントユニット自体の保証期間が過ぎた場合、故障時の修理費や交換費用が別途発生します。

中古サイレントユニットの注意点

中古のサイレントピアノを購入する際は、特に注意が必要です。ピアノ本体は丁寧にメンテナンスされていれば長く使えますが、サイレントユニットの寿命は電子部品のため短いです。すでにサイレントユニットが取り付けられている中古ピアノは、ユニットの寿命が迫っている可能性が高く、購入後すぐに故障するリスクがあります。サイレント機能に不具合がある場合でも、その分販売価格が安くなっていることがありますが、結局修理や交換に費用がかかることも考慮すべきです。

サイレントピアノの選び方と導入の流れ

サイレントユニットの種類・機能

グランドギャラリーで後付けを行っているサイレントユニットはアサヒピアノ社から販売されている『Essence V2』『Frontier』のおふたつから選んで取り付けをすることができます。

サイレント機能のみのシンプルな機能をお求めの方は『Essence V2』の方がよりお手軽にお楽しみいただけます♪

作曲活動やデジタル連携を前提にした機能をお求めの方は、スマホ・タブレットに連携させて録音や記録ができる『Frontier』をお選びいただくとより多彩な機能をお楽しみいただけます♪

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後付けユニットの費用とメリット

アコースティックピアノにサイレントユニットを後付けすることも可能です。後付けユニットの費用は、ユニット本体価格と取り付け費用を含め、約20万円台からが相場です。後付けの最大のメリットは、現在お持ちのアコースティックピアノをサイレント化できるため、新たにピアノを購入するよりも費用を抑えられ、慣れたピアノで引き続き練習できる点です。また、ユニットが新品であるため、寿命を最大限に活用できる安心感があります。

購入・設置・メンテナンスのポイント

サイレントピアノの購入・設置にあたっては、いくつかのポイントがあります。

  • 試弾と機能確認: 実際に店舗でサイレントモードを試弾し、タッチ感、ヘッドホンから聞こえる音質、打鍵音の響き方などを確認しましょう。
  • 設置スペース: アコースティックピアノを置くスペースに加え、消音ユニットの操作ボックスやヘッドホン、スピーカーなどの周辺機器を設置するスペースも考慮する必要があります。
  • 調律師の選定: サイレントユニットの取り付けや調整には専門的な技術が必要です。信頼できる調律師や技術者がいる販売店を選ぶことが重要です。特に、後付けユニットの場合、ピアノ本来のタッチ感を損なわないように精密な調整ができる技術力があるかを確認しましょう。
  • 定期的なメンテナンス: 電子部品の寿命や故障リスクを考慮し、定期的な点検やメンテナンスを行うことが、長く使い続ける上で大切です。

サイレントピアノが向いている人・向かない人

ピアノ購入者のニーズ別おすすめ度

  • 向いている人
    • マンションやアパートにお住まいで、周囲への音漏れを気にせず練習したい方。
    • 夜間や早朝など、時間帯を気にせずにピアノを弾きたい方。
    • アコースティックピアノのタッチ感を重視しつつ、消音機能も欲しい方。
    • ピアノの鍵盤をMIDIキーボードとして他の機器と連携させたい方(モデルによる)。
  • 向かない人
    • ピアノの100%の音とタッチ、繊細な表現力を常に追求したい方。
    • 打鍵音などのわずかな異音も気になる方。

実際の利用者の声・体験談


実際にサイレントピアノを利用している方からは、「時間を気にせず練習できるようになった」「アコースティックピアノのタッチで練習できるのが良い」といった肯定的な意見が多く聞かれます。特に、部活動などで練習時間が遅くなる中学生の家庭や、電子ピアノでは強弱の表現に限界を感じていた方にとって、有効な選択肢となっています。一方で、「打鍵音が意外と響く」「電子音の音質が物足りない」「電子部品の故障が心配」といったデメリットを指摘する声もあります。

よくある質問・トラブルと対策

サイレントピアノの故障・修理・寿命

サイレントユニットは電子部品であるため、寿命は約10~15年とアコースティックピアノ本体よりも短いです。故障の症状としては、電源が入らない、音が出ない・途切れる、鍵盤から異音がする、ペダルが反応しないなどがあります。簡単なトラブルは自分で対処できる場合もありますが、基本的にはメーカーや専門業者に修理を依頼することになります。修理費用は症状によって異なりますが、数万円程度かかることが一般的です。メーカー取り付けのサイレントユニットの場合、ユニットが製造終了した際は部品の発注が困難であったり交換が困難なこともありますが、グランドギャラリーで取り付けをしているサイレントユニットは、サイレントユニットが製造終了している場合でも、同社の最新モデルを新たに取り付けることが可能ですので、長く安心してお使いいただけることもメリットの一つです。

買取価格・リセール時の注意点

サイレントユニット付きのピアノは、電子部品の寿命が短いため、買取価格に影響を与える可能性があります。特に、ユニットが故障している場合や、取り付け時にピアノ本体に加工が施されている場合は、査定額が下がる傾向にあります。売却を検討する際は、アダプターなどの付属品をすべて揃えておくことが重要です。

おすすめヘッドフォンやスピーカー

サイレントピアノで使用するヘッドホンは、音質や装着感の良さが重要です。長時間の練習を考慮し、耳への負担が少ない開放型や密閉型の高品質なものがおすすめです。例えば、オーディオテクニカの開放型やYAMAHAの密閉型などがあります。スピーカーを接続して音を出すことも可能ですが、ピアノ本体の上に設置すると音の出方が不自然になる場合があります。小さいお子様には、ヘッドホンよりもスピーカーの方が耳に優しいとされています。

まとめ

サイレントピアノの総合評価

サイレントピアノは、アコースティックピアノのタッチ感を維持しつつ、消音機能によって練習環境の制約を大幅に緩和できる、現代の住宅事情に合った画期的な製品です。特にマンション住まいの方や夜間の練習を希望するピアノ学習者にとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。しかし、打鍵音の問題や電子部品の寿命、メンテナンス性、タッチへの影響といったデメリットも存在します。導入を検討する際は、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自身のライフスタイルやニーズに照らし合わせて慎重に判断することが重要です。

タイプ別ベストな選択ポイント

  • 生音での演奏機会が多い方: 日中は生音、夜間は消音モードで練習したい場合は、サイレントピアノが最適です。
  • 基本的にサイレントモードしか使わない方: 高機能な電子ピアノの方が、コストパフォーマンスや維持費の面でメリットが大きい場合があります。

導入前に確認したいこと

サイレントピアノの導入を検討する際は、まず実際に試弾をして、タッチ感やヘッドホンから聞こえる音質、打鍵音の響き方などを自分の耳で確認することが大切です。また、信頼できる調律師や販売店に相談し、ユニットの種類や費用、取り付け後のメンテナンス、保証内容などを詳しく確認しましょう。特に、後付けユニットを検討している場合は、ピアノ本体のモデルが対応しているか、取り付け技術が確かな業者であるかを確認することが重要です。


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APOLLO(アポロ)MU700

東洋ピアノ製造が手がけるAPOLLOシリーズの中でも、特に落ち着いた存在感を放つ1台。
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本日の新展示ピアノのご紹介!ˎˊ˗📢

【 YAMAHA(ヤマハ)C1 】

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今回は、猫脚で白いピアノAPOLLO(アポロ)の ≪ A123CW ≫をご紹介させていただきます。

スペック

高さ 123cm
149cm
奥行 61cm
製造国 日本

白くて可愛いピアノですが、このピアノの一番の押しポイントは!!!

総アグラフ搭載

まずアグラフとは?基本的にグランドピアノの中音部と低音部に使用されている部品の一種で、弦の位置や発音する部分の長さを正確に定め、一つの音程ごとに独立した弦押さえをするので、音色が明快になり和音が美しくなると言われております。

実はアップライトピアノには基本ついているものではありませんが稀に上位機種についていることがございます。
尚且つ、中音部・高音部アグラフ搭載はたまに見かけますが、総アグラフのアップライトは数少ないですね。

尚且つ、お値段に関しても手の出しやすい価格で販売しております!!
是非、白いピアノ、猫脚、総アグラフのピアノをお探しのお客様!!お問合せください!



弊社は愛知県岡崎市にショールームがございます。

ショールームには約140台のアップライトやグランドピアノの展示がございます。

現行品のピアノや様々な年式のピアノ、高級ピアノから格安ピアノまで様々なブランドのピアノを展示しております。

ショパン、モーツァルト、ドビュッシー、シューベルトなにを弾こうか迷いますね。

お客様のニーズに合わせて弾き比べがができるのはグランドギャラリーだけです!!!

《住所》
愛知県岡崎市大平町字榎田10
【アクセス】
◆お車でお越しの場合
東名高速道路 岡崎インターチェンジ入り口すぐ手前にございます。
東名高速道路 岡崎インターチェンジ下車 → 1号線を豊橋方面(上り)へ進む→ インターチェンジ下車後すぐの交差点「大平町新寺」を折り返す → 100mほど直進すると、左手、Familymart岡崎総合センター様の隣に、弊社がございます。
※ご注意  カーナビゲーションをご利用の方へ
・ご利用のカーナビゲーションによっては所在地が正しく表示されない場合がございますので、
愛知県岡崎市大平町字藪下72番地
をご入力下さい。(※隣の敷地の住所です)

◆公共交通機関をご利用の場合
(名鉄男川駅出口より徒歩15分)
1:名古屋本線下り 東岡崎、名鉄名古屋方面ご利用の場合、改札を出て30m進むと、左手に地下階段があります。
2:地下階段を使って名古屋本線上り 国府、豊橋方面改札側に移動したら右手に居酒屋あさいと郵便ポストのある道を350mほど直進します。

3:左手にCHINESE DINING 蒸籠(せいろう)が見えたら右折し、御用橋をまっすぐ、右手にわんわん動物園、左手にジャンボエンチョーのある道を700mほど直進し国道1号交差点、大平町新寺まで進みます。

4:国道1号交差点、大平町新寺の交差点を左に曲がります。左に150mほど進み、国道1号添いに白い女神像のある建物が「グランドギャラリー岡崎本社」です。

※名鉄男川駅からは少し距離がございます。是非、名鉄東岡崎駅からタクシーをご利用ください。
下記のアクセスをご参照ください。
◆名鉄東岡崎駅からのアクセス
(名鉄東岡崎駅北口よりタクシーで10分)
1:ホームから、中央改札口を目指し階段を降りてください。
2:中央改札口を出たら右に進み、階段を上がり北口を出てください。
3:北口を出ましたら、左手に50m程進んだ所にタクシー乗車場があります。
4:ホームから、徒歩約1分です。
※タクシーの運転手にピアノのグランドギャラリーまでとお伝えください。

目印は白い女神像でございます!!
是非、皆様のご来店を心よりお待ちしております。



今回は YAMAHAの現行アップライトピアノ YU33 をご紹介させていただきます。

スペック

高さ 131cm
153cm
奥行 65cm
重量 246Kg
製造国 日本

100年余りのヤマハピアノづくりのノウハウを結集

卓越した設計をはじめ、木材の徹底した品質管理、反りや捻れに強いパーツをつくる独自の技術などによって、ヤマハの高品質な音と耐久性を実現しました。スムーズで敏感な弾き心地を叶え、繊細なニュアンスまでも汲み取って表現してくれます。ピアノを弾く時間を長く楽しめるよう、ヤマハならではのこだわりを詰め込んでます。

是非、音色をお聞きください!

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お客様の声

                   

我が家に新しい響きをもたらしてくれました。

留学時代の恩師も、来日の際に弾きにいらして下さり、お墨付きを頂きました。グランドギャラリーでの出会いを大切にしていきたいです。

                       

東京都 スタインウェイ B211

さらに詳しく

専任スペシャリストがサポートします。リモート相談、ライブでピアノの音色と映像を確認できます。

グランドギャラリーの専任スペシャリストがピアノに関するお悩み事の解決をサポート。カテゴリー別でピアノ選びもカンタン。ご自宅に居ながら、ビデオ通話や動画を通じて、ピアノの状態や音色をご確認頂けます。

その他、技術、物流、税務など各部門のスぺシャリストがサポートします。

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