ピアノの情報ブログの使命は、あらゆるピアノの情報を共有し、皆様の素晴らしいピアノライフを応援することです。



ピアノのブランドはヤマハとカワイが知名度としては高いのではないでしょうか?
グランドギャラリーにはヤマハ、カワイだけでなくその他様々なピアノメーカーのピアノがございます。

ピアノに熟知したスタッフがそれぞれの特徴や良さについても丁寧にご説明いたしますので、
気になったものがあったら何でもご質問くださいね♪

さて今回はそんなヤマハ、カワイではないメーカー、東洋ピアノ製造の【クリストフォリ RU121M】をご紹介します!

まずはスペックから

高さ:121cm
幅:149cm
奥行:61cm
製造年:2000年
製造国:日本

皆様、「東洋ピアノ」というメーカーはご存じでしょうか?
昔、YAMAHA、KAWAIに次ぐ第三のメーカーとして日本三大ピアノブランドに並んでいたピアノメーカーなんです!

東洋ピアノの主要ブランドはアポロというブランドですが、こちらの名前は聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな東洋ピアノの『クリストフォリ』というブランド、『RU121M』というピアノのご紹介になります。

こちらのクリストフォリという名前ですが、なんとヨーロッパ・イタリアのピアノを発明した人物、
バルトロメオ・クリストフォリの名前にちなんでつけられました。
ピアノを愛してやまない愛好家の方からすると、つい胸がときめいてしまうような名前ではないでしょうか?

13世紀ごろに発明されたピアノの原型、クラヴィコードから始まり、チェンバロの時代を経て、クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ、
いわゆる「ピアノ」になるまでの長い歴史、想いが一台に込められているような、とても壮大なピアノですね

さてこの【クリストフォリ RU121M】ですが、名前に負けず、内装にも外装にもしっかりとこだわりが詰まっているんです

まずはパッと目を惹く艶やかなマホガニー色の外装に、繊細かつ優雅さを感じさせる猫脚丸みを帯びたペダルレトロな字体のブランドロゴ、どこをとっても美しいの一言に尽きますね
特にこのコロンと丸みを帯びたペダルは、ほかのピアノでは滅多にみられるものではなく、つい惚れ惚れしてしまうようなデザインだと思います。

さらに内装に使用されるハンマーは中低音にアンダーフェルトが使用される、セミアンダーフェルトハンマーが採用されています。
このアンダーフェルトが入ることで、ハンマー内部がより一層固くなり、より引き締まった音色や豊かな表現が可能になります。
特に低音部では音色に重量感を持たせられますので、音に深みを持たせることも可能になります。

こんなにこだわりの詰まったピアノですが、なんとお値段は440,000円とお手頃価格でのご提供となっているんです!
知名度の高いピアノではない故ではございますが、知れば知るほどこのお値段がいかにお買い得かがお分かりになるかと思います。

音色はとても個性的で、弾むような、かつてのチェンバロを思わせるような音色です。
こればかりは初めて聴く方が多いかと思いますので、是非実際に音色を聴いて体感していただきたいですね

13世紀、ピアノが誕生してから現代にいたるまで、約800年の歴史が込められた【クリストフォリ RU121M】
あなたもそんな壮大な世界観のピアノに触れて、思いを馳せてみませんか?



アップライトピアノを今まで弾いていたけどなんだか最近物足りなさを感じる…
そんな時はグランドピアノへの買い替えをオススメしております♪
ショールームには50台近くのグランドピアノを展示しておりますので、お客様にピッタリの一台をご提案いたします!

さてそんなグランドピアノの中での私の一押し【KAWAI CA40】をご紹介いたします!
今回はピアノが入荷してから、工房で整備する様子もご紹介するのでぜひ最後までご覧ください♪

まずはスペックから

高さ:102cm
幅:151cm
奥行:185cm
重量:325kg

この【CA40】はKAWAIの最高級コンサート用グランドピアノ「EX」がショパンコンクールで本選に使用されるピアノとして選ばれたことを記念して作られたモデルです。

設計にも「EX」と同じ思想を受け継いでいて、奥行きは現行モデルのGX3と同等ながらも、まるでフルコンのような迫力のある音色を響かせてくれる一品です。

音色はKAWAIらしく、とてもまろやかな音色かつ、弾いている自分自身が音に惹き込まれてしまうような圧倒感があり、ついうっとりしてしまいますね。
これは是非、生音で体感していただきたいと思います!

では、今回入荷しました【CA40】の展示まで整備の様子をご紹介します!

まずは外装・内装を全体的に磨いていきます。
入荷した段階でも一定基準以上綺麗なものにはなりますが、こういった細かい傷が目立たなくなるように職人の手で一つ一つ磨いていきます。

ペダルや内装のピン、キャスター、蝶番などの金属部分も外して丁寧に磨き、ピカピカにします!
中古品とは思えない輝きですね!


次はハンマーのファイリング作業です。

入荷してくるピアノは、以前使用されていた方が弾かれていた分、ハンマーに打弦した弦跡が残っています。
この弦の溝をやすりで削り、ハンマー全体が丸くなるように形を整えるのが「ファイリング」作業です。

さらにアクションの調整を行っていきます。

ハンマーのストローク距離をそろえて、打鍵してから音が鳴るまでを一定にしたり、「あがき」という作業で鍵盤の高さを一定にそろえたり、「ダンパー総あげ」という作業で、ペダルを踏んだ時に同じタイミングでダンパーがあがるようにしたりと細かな調整を加えていきます。

そして最後に整調・調律作業になります。

展示されるときにそのピアノにとって一番良い音を奏でるよう、ここで音作りをしていきます。

ほんのわずかに弦を緩めたり、少しハンマーに針を刺して硬度を変えたり…とても繊細な作業ですね。

経験豊富な熟練の技術者が仕上げたピアノの音色には毎回感動してしまいます。

ここではご紹介しきれなかった作業もまだまだございますが、このように丁寧に整備されて、やっと皆様がいらっしゃるショールームにピアノが展示されていきます。

弊社にピアノをお譲りいただいたお客様から、弊社の工房の職人へ、そして次に演奏されるお客様へと一つ一つ思いがつながれていき、ピアノが旅立ってく様子に立ち会えるのが私たちコンシェルジュのやりがいです。

ここまで読んでくださったお客様へも思いの詰まった最高のピアノをご紹介できればと思いますので、是非一度、思いの詰まったショールームのピアノを見にいらっしゃってください♪

お客様の声

「もう、夢はかなえる年!」と思い立ち、思い切って決断

夢に見た 「ビロードのような音色」のピアノは、「多彩な色を持つ、ピアニッシモが限りなく美しい、ビロードの上の真珠のような音色」のピアノでした。我が家の居間に意外とすっきり収まり、音が出せる週末が待ち遠しいです。

東京都大田区 ベーゼンドルファー 200

さらに詳しく

専任スペシャリストがサポートします。リモート相談、ライブでピアノの音色と映像を確認できます。

グランドギャラリーの専任スペシャリストがピアノに関するお悩み事の解決をサポート。カテゴリー別でピアノ選びもカンタン。ご自宅に居ながら、ビデオ通話や動画を通じて、ピアノの状態や音色をご確認頂けます。

その他、技術、物流、税務など各部門のスぺシャリストがサポートします。

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