ピアノの情報ブログ

ピアノの情報ブログの使命は、あらゆるピアノの情報を共有し、 皆様の素晴らしいピアノライフを応援することです。

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はじめに

なぜカワイピアノを売る人が多いのでしょう?

長年ご家庭で愛されてきたカワイのピアノ。「娘がピアノを辞めてしまったけれど、大切な思い出が詰まっているから捨てられない」「引っ越しを機に手放したいが、処分方法が分からない」といった声をよく耳にします。

カワイピアノは日本を代表する高品質ブランドで、国内外での需要が高いため、正しい方法で売却すれば、高価買取に繋がる可能性があります。しかし査定基準や手続きを知らなければ、不安に感じる方も多いでしょう。

記事を読むと分かること

本記事では、カワイピアノの高価買取を実現するための具体的なアドバイスをご紹介します。

  • ピアノの買取相場はどのくらい?
  • 引取時の搬出費用はどのようになる?
  • 安く買い叩かれないための心得は?

初めての売却でも安心して手続きを進められるよう具体的な行動指針をご提供します。

★【ポイント】 大切なピアノでも納得いく価格で手放せる秘訣をお伝えします。

カワイピアノの買取市場と現在の相場

カワイピアノの市場価値はどのように決まるのでしょうか?

カワイピアノの特徴と評価

カワイピアノはヤマハと並ぶ日本の大手メーカーであり、国内外で高評価を得ています。その音色や耐久性はもちろん、手作り工程をしっかりと踏襲する姿勢、技術革新に積極的な点が特徴です。そのため、中古ピアノであっても世界的な需要があり、高価買取が期待できます。

モデルごとの相場

ピアノには主にアップライトピアノとグランドピアノがあります。各モデルの特徴を以下にまとめます。

グランドピアノ


新品価格が高額な分、中古市場では高値が期待できます。カワイRXシリーズやKGシリーズなどの人気モデルでは、30万円から80万円の査定額が一般的。

アップライトピアノ


家庭向けのモデルで広く普及しており、1万円から10万円程度が目安になります。特にBLやBSシリーズで新しい年式の場合は高額査定が望めます。

年式の古さと希少性

30年以上前の旧モデルでも人気の高いものは価値が認められるケースが多いです。一方、買取額は年式が新しいほど有利。詳細な査定額を得るには製造番号を確かめ、営業所に依頼しましょう。

選び方:ヤマハとカワイの違い

カワイピアノは海外での需要も高い一方、国内市場ではヤマハピアノと比較され、査定額の傾向に違いがあります。査定結果に納得するため、信頼できる業者で査定依頼を行うことが大切です。

高価買取を成功に導く5つの秘訣

1. ピアノの付属品を揃える

椅子、鍵盤カバー、メトロノーム、取扱説明書、保証書などの付属品が揃っていると査定額が上がります。

2. 複数業者での比較

業者ごとに買取額が異なるため、一括査定や個別査定で高額な見積もりを提示する業者を見つけましょう。

3. 需要の高い時期を狙う

春先や冬のピアノ需要が増える時期を狙うとより良い条件で取引ができる可能性があります。

4. 搬出の条件を確認

自宅の設置状況(階段や経路、クレーンの使用要否など)を伝えれば搬出費用を含む正確な見積もりを得られます。

5. 査定内容を明確にチェック

正確な情報(傷の有無、音がスムーズに出るかなど)を伝えることでスムーズな取引が進められます。

買取時の流れ

無料査定申し込み

オンラインまたは電話で無料査定サービスを申し込み、製造番号・型番等を伝えます。

出張査定と確認事項

訪問査定で搬出経路まで確認する、またはオンラインで概算額を比較。正確な価格を把握するためには写真送付が便利です。

引き渡しと注意事項

査定額合意後に契約。書類や手数料有無も確認し、納得した場合に最終手配を行いましょう。

業者選びの注意点

高額買取業者の見分け方

口コミや古物許可番号、無料サービスの有無を確認し、信頼できる業者か見極めます。

追加費用の落とし穴

基本費用が無料でも特殊搬出(クレーン作業など)には追加料金が発生する場合があります。事前確認が重要です。

よくある質問

  • 古いピアノでも買取可能?:保存状態や人気モデルであれば買取可能な場合あり。
  • 傷や故障は影響する?:軽度の傷なら問題なし、大きなダメージは減額の可能性。

まとめ

カワイピアノは思い出が詰まった特別な存在。少しでも満足のいく価格で手放すため、事前の準備や情報収集を徹底しましょう。

安心して取引できる買取業者を探し、新たなステップへ進む一歩を応援します!

 

はじめに

なぜ今中古ピアノが選ばれているのか

中古ピアノは、新品に比べて手頃な価格で購入できる点が大きな魅力です。特に、ピアノを習い始めるお子様や、趣味でピアノを楽しみたい大人の方にとって、手の届きやすい価格は大きなメリットとなります。また、中古市場には質の良い年代のモデルや希少価値の高いピアノも多く出回っており、適切なメンテナンスが施されていれば、高い性能を発揮し、長く楽しめる一台を見つけることも可能です。

中古ピアノでよくある後悔エピソード

想像と違った音色だった

中古ピアノの購入でよくある後悔の一つが、「想像と違った音色だった」というケースです。ピアノは一台ごとに音色やタッチが異なり、前オーナーの使用状況や保管環境によっても状態が大きく変わります。インターネット通販などで試弾せずに購入すると、届いてから「弾きたかった曲の仕上がりが全然変わってしまった」「響きが悪く、ハンマーが劣化しているのかもしれない」といった後悔に繋がることがあります。ピアノは木材を多く使用しているため、年数を経ることで音の響きが安定するというメリットもありますが、整音がされていない劣化が進んだ場合は音色が硬くなることもあります。

設置スペースが合わなかった

「設置スペースが合わなかった」という後悔も少なくありません。特にアップライトピアノの場合、高さ121cm、幅150cm、奥行き60cm程度のものが一般的ですが、グランドピアノとなると奥行きが1.5m以上になることもあります。購入前に設置場所だけでなく、玄関やエレベーター、廊下などの搬入経路を事前に確認することが非常に重要です。「気に入ったピアノを見つけたのに、入らずもう一度選び直しになった!」といったトラブルを避けるためにも、事前にサイズを測っておきましょう。

またグランドギャラリーではご契約者様は通常3,300円(※地域により変動がございます。予めご了承ください。)のお下見料が無料でお下見可能となりますので、まずはお気軽にご相談ください。

維持費・メンテナンス費用が思ったよりかかった

中古ピアノは購入費用を抑えられる一方で、「維持費やメンテナンス費用が思ったよりかかった」という声も聞かれます。中古ピアノは消耗部品が劣化している可能性があり、購入後にハンマーや弦、フェルトなどの交換や修理が必要になることがあります。これらの修理費用は高額になることもあり、「購入費用を抑えたはずがかえって割高になった」と後悔するケースもあります。また、ピアノはデリケートな楽器のため、年に一度の調律も欠かせません。

グランドギャラリーでは、併設している工房にて基準値以下の消耗品パーツについては交換を行い、状態のいいパーツについては丁寧に整備・調整を行うことで皆様にご安心いただける品質を保っております。

消耗品パーツの基準値については下記をご覧ください。

すぐに壊れてしまった・保証に不満があった

中古ピアノの購入で「すぐに壊れてしまった」「保証に不満があった」という失敗談もあります。特にネットオークションやフリマアプリで購入した場合、保証やアフターサービスがついていないことが多く、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。ピアノは専門知識が必要な楽器であり、適切なメンテナンスがされていない状態で販売されていることもあります。購入後に故障が見つかっても、保証がないために高額な修理費用を自己負担しなければならない事態も起こり得ます。

安心して選べる中古ピアノ店選びを心掛けることでこのリスクを大幅に減らせるため、きちんと相談できる中古ピアノ店を選びましょう。

中古ピアノ選びのチェックポイント

気に入る音色かを確認する

中古ピアノを選ぶ上で最も大切なのは、自分が気に入る音色かどうかを実際に確認することです。同じ機種のピアノでも一台ごとに音色やタッチが異なるため、必ず試弾をして、様々な雰囲気の曲を弾いてみましょう。強い打鍵と繊細な打鍵を比べて、音の伸びや響き、雑音の有無などを確認してください。

サイズ・設置場所・搬入経路を事前にチェック

ピアノの購入を決める前に、設置場所と搬入経路を事前に確認しましょう。設置場所のスペースを測り、搬入経路(玄関、廊下、エレベーターなど)の幅も確認し、ピアノのサイズが問題なく搬入できるかシミュレーションしておくと安心です。

試弾のコツ(曲やタッチのバリエーションで確かめる)

試弾をする際は、単音だけでなく和音や、様々な雰囲気の曲を弾いてみることが重要です。フォルテッシモ(ff)とピアニッシモ(pp)の限界で弾いたときの反応や、鍵盤のタッチが重すぎないか、連打がスムーズにできるかなども確認しましょう。これにより、ピアノの表現力や弾き心地を総合的に評価できます。

メンテナンス性確認

購入後のトラブルを避けるためにも、メンテナンス、保証が充実している販売店を選ぶことが大切です。

またメンテナンスのしやすさで選ぶ場合は、国産ピアノの方がおすすめです。国産ピアノと輸入ピアノでは、部品の取り寄せや適している湿温度などの扱いやすさが異なるため、メンテナンスの仕方についても確認しておきましょう。
ただし輸入ピアノはこだわって作られたハンドクラフトモデルが多いため、上質で豊かな響きや音色を奏でるピアノが多く存在します。お好みの音色やタッチなどと相談して検討してみてください。

お好みの音色・タッチがどのピアノかを踏まえたうえで、お迎え後のイメージもしておくと安心です。

価格とコストのリアル

安さだけで選ぶリスク

安すぎる中古ピアノには注意が必要です。あまりに安価なピアノは、内部の調整や消耗部品の交換が省略されている可能性が高く、購入後に思わぬ不具合や高額な修理費用が発生することがあります。例えば、製造から50年以上経過したピアノは、状態によっては大きな修理が必要になることもあります。価格の安さだけで判断せず、そのピアノの状態やメンテナンス履歴を含めた総合的な価値で安心できるピアノなのかどうか検討しましょう。

メンテナンスや調律など、継続費用の注意点

ピアノは購入後も定期的なメンテナンスが必要です。調律は年に一度が目安とされており、費用がかかります。また、湿度や温度の変化に敏感な楽器のため、適切な環境管理も重要です。エアコンの風が直接当たったり、床暖房のある場所は避け、夏は35~65%、冬は40~70%の湿度を保つことが理想です。これらの継続費用や環境管理の手間も考慮し、長期的な視点でコストを把握しておくことが重要です。

良い中古ピアノ販売店の選び方

専門スタッフがいる店舗を選ぼう

中古ピアノ販売店を選ぶ際は、ピアノの専門知識を持ったスタッフが常駐している店舗を選びましょう。特に、修理ができる職人や経験豊富な調律師がいる店舗は信頼できます。彼らはピアノの中身をすべて把握しており、良いピアノと悪いピアノを正しく判断してくれます。ピアノの状態や修理内容、今後のメンテナンスについて疑問があれば、遠慮なく質問し、納得のいく説明が得られるかを確認しましょう。

試弾・弾き比べができるショールームが安心

多くのピアノを実際に試弾し、弾き比べができるショールームがある店舗がおすすめです。中古ピアノは一台ごとに個性があるため、実際に触れて音色やタッチの違いを確認することが非常に重要です。たとえピアノが弾けなくても、スタッフに弾いてもらい、音色の違いを聞き比べることで、好みのピアノを見つけやすくなります。展示台数が100台以上あるような店舗であれば、豊富な選択肢の中から自分に合った一台を探せるでしょう。

失敗しない!中古ピアノの選び方実践ガイド

外装・内部の状態、製造番号・整備履歴の確認方法

購入するピアノの外装に大きな傷や凹み、塗装の剥がれがないか、多角的に確認しましょう。内部については、蓋を開けて響板にひび割れや駒の沈下がないか、ガタつきがないか、ペダルに違和感がないかなどをチェックします。弦や金属部分のサビ、フェルトやクロスの摩耗・虫食いなども確認し、疑問点があれば必ず販売店のスタッフに質問しましょう。

具体的な購入ステップとポイント

  1. 販売店選び: 専門スタッフがいて試弾・弾き比べができるショールームがある、信頼できる販売店をいくつか選びます。
  2. 実物確認と試弾: 実際に店舗へ足を運び、複数のピアノを試弾して音色やタッチを比較します。この際、外装・内部の状態、製造番号等、気になる点は全て質問しましょう。
  3. アフターサービスの確認: 保証期間、調律や修理などのアフターサービスの内容、対応範囲(出張費など)を明確に確認します。
  4. 契約・購入: 納得できる一台が見つかったら、契約内容を十分に理解した上で購入します。

実際の体験談・ケーススタディ

後悔しないためのリアルな失敗談とその対策

  • 失敗談1: 見た目だけで選んだら内部が劣化していた「外装が綺麗だったので内部も問題ないだろうと思い購入。しかし、後で調律師に見てもらうとフェルトが薄く鍵盤の重さがバラバラで、修理に高額な費用がかかった。」

    • 対策: 外見だけでなく、内部の状態を詳しく説明してくれる販売店を選び、必要であれば分解して確認させてもらいましょう。修理・調整の専門技術があるかどうかも重要です。

  • 失敗談2: 設置場所に合わず搬入に苦労した「ピアノのサイズを測ったものの、搬入経路の幅を考慮していなかったため、クレーンで搬入ができず、ピアノの選び直しになった。」

    • 対策:  ピアノ本体のサイズだけでなく、設置予定の部屋までの玄関、廊下、階段、エレベーターなどの搬入経路の幅や高さを事前に正確に測定し、販売店にも相談しましょう。
  • 失敗談3: 維持費が予想以上にかかった「中古ピアノは安く買えたが、年間の調律費用や突然の修理費用が予想以上にかかり、結局新品と変わらないくらいの出費になった。」

    • 対策:  購入前に維持費やメンテナンスの頻度、おおよその費用について販売店に確認しましょう。長期保証や初回調律無料などのアフターサービスが充実度合や、購入時のピアノの状態が保証できるような中古ピアノの修理工房が充実している店舗を選ぶことも重要です。

成功例に学ぶ、理想の一台と出会うコツ

  • 成功例1: 時間をかけて試弾し、運命の一台に出会った「ブランド・価格帯など様々な条件のピアノをたくさん弾き比べた。予算は少しオーバーしたが、心から気に入った音色とタッチのピアノに出会え、毎日の練習が楽しい。」

    • コツ:  焦らず時間をかけて多くのピアノを試弾し、自分の好みやフィーリングに合う一台を探すことが大切です。多少予算オーバーでも、長期的に見て満足できるかどうかが重要です。
  • 成功例2: 専門家のアドバイスを受け、安心して購入できた「ピアノの知識がなかったので、信頼できるピアノ販売スタッフがいる販売店を選び、徹底的に相談した。内部の状態やメンテナンス計画、保証内容まで詳しく説明してくれたので、安心して購入できた。」

    • コツ: 専門知識を持ったスタッフがいる販売店を選び、疑問点は全て解消するまで質問しましょう。購入後のサポート体制も重視することで、長く安心してピアノを楽しめます。

まとめ

よくある後悔を防ぐために覚えておきたいこと

中古ピアノの購入で後悔しないためには、以下のポイントを心に留めておきましょう。

  • 試弾は必須: 実際に弾いて音色やタッチを確認することが何よりも重要です。
  • サイズと搬入経路の確認: 設置場所だけでなく、家の中への搬入経路を事前に測っておきましょう。
  • 品質とメンテナンス履歴の確認: 外見だけでなく、内部の状態や過去の整備履歴を詳しく確認し、不明な点は専門スタッフに質問しましょう。
  • 保証とアフターサービスの充実: 購入後の調律や修理など、長期的なサポート体制が整っている販売店を選びましょう。
  • 価格だけで判断しない: 安さだけでなく、ピアノの状態を含めた総合的な価値を判断することが重要です。

初心者やお子様がピアノを始めた親御さん、大人こそ「納得の一台」を選ぼう

初心者やお子様がピアノを始めた親御さん、趣味目的でピアノを始める大人の方にとって、中古ピアノは魅力的な選択肢です。しかし、新品とは異なるリスクも存在します。だからこそ、価格だけでなく、気に入った音色、設置場所の適合性、そして購入後のメンテナンスのしやすさを重視し、「納得の一台」を選ぶことが大切です。信頼できる販売店と出会い、十分な情報収集と確認を行うことで、後悔のない素晴らしいピアノライフを送ることができるでしょう。

KAWAI(カワイ) K55AE 中古ピアノ 響きに宿る祝福 ― 250万台の歴史が磨いた特別な音。

🎹 KAWAI(カワイ)K55AE|アップライトピアノ【250万台記念モデル・高さ125cm】

〈KAWAI K55AE〉は、カワイピアノ製造250万台を記念して生産された特別モデルです。高さ125cmのコンパクトサイズながら、存在感あるデザインと響きを両立。黒艶の鏡面仕上げにペダル周りのゴールド装飾が施され、高級感と華やかさを演出します。

明瞭で奥行きのある響き

カワイらしいまろやかさを残しつつ、明瞭で圧倒的な響きを実現。響板にはイタリア・フィーメ渓谷産の「チレーサ響板」を採用し、深みと透明感を兼ね備えたサウンドをお楽しみいただけます。

しっとりとした上質なタッチ

タッチはしっかりとした弾き心地で、ファインアイボリー鍵盤が指先に吸い付くような自然な操作感を実現。繊細な表現から力強い演奏まで、幅広く応えてくれます。

特別モデルならではの魅力

カワイが長年培った技術を凝縮し、上質な素材と確かな設計で仕上げられた記念モデル。外観・音・タッチすべてにおいて、一段上の完成度を誇ります。

こんな方におすすめ

  • 少しグレードの高い・プレミア感のあるピアノをお探しの方
  • コンパクトでも響きや鳴りにこだわりたい方
  • ご家庭での練習でも、表現力をしっかり感じたい方

記念モデルならではの特別な音と質感。〈KAWAI K55AE〉で、毎日の練習を上質な時間に。


後付けサイレント

純正サイレント

価格(取付費用) 146,000~ ノーマルモデル + 250,000~
弱音ペダル そのまま使用可能 サイレント機構と交換となるため使用不可
対応モデル 多くのアップライト・グランドに取付可能 指定モデルのみ
サンプリング音源 Fazioli(伊ファツィオリ社) 各メーカー独自音源


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スペック情報

メーカー名:KAWAI (カワイ)

商品画像
商品画像

商品情報

メーカー名 KAWAI (カワイ)
型番 K55AE
仕上げ 艶出し塗装
製造年 2004年
高さ 125cm
153cm
奥行 59cm
重量 223kg
ペダル数 3本ペダル(弱音装置付)
ハンマー オールアンダーフェルト入ハンマー
製造国 日本
その他 イタリア・チレーサ社製響板、ソフトフォールシステム(鍵盤蓋)、ペダルガードプレート
タイプ 中古アップライトピアノ
商品番号 825050414

以下の商品について詳しくご覧いただけます。

商品詳細はこちら



この度、茅場町のグランドギャラリーさんで、ベーゼンドルファ-200を購入させて頂きました。

ベーゼンドルファ-のピアノは、長年の憧れでありました。

素敵なご縁を求めて色々なお店をのぞかせていただいているなか、3軒目に訪れたのがグランドギャラリーさんでした。

お店に入ってまず驚いたのは、素晴らしい輸入ピアノがズラリと並んでいたこと。

最初にベーゼン170を弾かせて頂き、こちらもとても良いピアノでしたが、

次に弾かせて頂いた200はさらに音の深みと豊かさが増していていつまでも弾いていたい感覚にとらわれてしまいました。

グランドギャラリーさんにはステキなピアノがたくさんあるので、

一応他のものも試弾させて頂き、スタインウェイにも素晴らしいピアノがあり、迷うほどでした。

高価なお品なので、即決は出来ず一旦は帰宅しましたが、やはりベーゼン200のことが頭から離れず……。

店長さんの「もし好きなピアノに巡り会えたら早く手元に置いて少しでも長く楽しんだらいいと思いますよ。」という言葉を思い出し購入を決めました。

今自宅リビングに運ばれてきたベーゼン200を眺めてはトキメキ、弾いてみてはトキメキ、幸せな毎日をすごしております。

弾いていると音もどんどん伸びやかになってきて、グランドギャラリーさんで大切に保管、調整されていたことが良くうかがえます。

この様な素敵なピアノに出会わせて下さいまして深く感謝致します。

また、榎本店長様には、試弾から、配送、調律、その他色々丁寧に進めて頂き、本当に感謝申し上げます。

 

はじめに

思い出深いスタインウェイを大切に売るために

長年ご家庭で愛用されてきたスタインウェイピアノは、お子様の成長とともに多くの思い出が詰まった大切な存在でしょう。しかし、ピアノを弾かなくなり、リビングのスペースを有効活用したい、あるいは家計の足しにしたいとお考えの場合、売却という選択肢が浮上します。

特にスタインウェイのような世界的な高級ピアノは、その価値を正しく評価してくれる業者に、安心して売却したいものです。本記事では高額買取のコツ、査定に必要な情報、安心して手続きを進められる方法を詳しく解説します。大切な思い出のピアノを、納得のいく価格で、丁寧に次の音楽愛好家へと橋渡しできるための具体的な情報を提供します。

スタインウェイピアノ高価買取のためのコツ

高額買取を引き出すポイント

スタインウェイピアノは、その品質とブランド力から中古市場でも非常に高い価値を持つことで知られています。適切な方法で売却を進めれば、高額買取が期待できます。

  • 日頃からの手入れと調律
    • ピアノはデリケートな楽器であり、状態の良し悪しが査定に大きく影響します。定期的な調律やクリーニングは、ピアノを最適な状態に保ち、高額査定に繋がる重要な要素です。
    • 特にスタインウェイピアノは、スタインウェイに精通した技術者によるメンテナンスを受けているかどうかが重要視されます。
  • 査定時に注意すべき点
    • ピアノの状態を正確に伝えることが重要です。モデル名・製造年、修理歴、傷や汚れの有無など、ピアノの詳細情報をしっかり準備しましょう。
    • 業者に搬出経路などを正確に伝え、追加費用の有無についても事前に確認しておくことがスムーズな取引に繋がります。

初心者でも安心な手続きの流れ

ピアノの売却が初めての方でも、以下に注意すれば安心して進められます。

  • 丁寧な対応の業者を選ぶ
    • スタッフの対応品質や利用者の体験談を参考に、親身に相談に乗ってくれる業者を選びましょう。
  • 運搬・搬出まで任せられる業者を選ぶ
    • ピアノ専門の運送業者が対応している場合、ご自身で負担する作業はほとんどありません。
  • 即日現金支払い対応の業者を選ぶ
    • 買取金額を引取日当日に現金で受け取れる業者を選ぶと安心です。高額の場合は銀行振込にも対応しているか確認しましょう。

査定に必要な情報と事前準備

必要な書類やピアノ情報(モデル名・製造年・状態ヒアリング)

査定をスムーズに進めるには、以下の情報を事前に準備しておくことが大切です。

  • メーカー名: スタインウェイ(STEINWAY & SONS)
  • モデル名と製造番号: これらは譜面台の下部や蓋の内部に記載されていることが多いです。
  • 製造年および使用年数:
  • ピアノの状態: 外観や内部の傷、調律履歴、不具合など。

事前クリーニングや調律のすすめ

  • クリーニング: ピアノの外装や鍵盤の埃や手垢を落とすだけで好印象を与えます。
  • 調律: 長期間調律していなくても査定に影響しない場合もありますが、音がきちんと出るか確認しておきましょう。

査定時に撮影すべき写真箇所

以下の写真を用意しておくことで、査定プロセスがスムーズになります。

  • ピアノ全体像
  • 鍵盤部分(隅々まで)
  • 製造番号やモデル名が明確に写る写真
  • 内部の構造やハンマーの状態がわかる写真

ピアノ買取の流れと実際の手順

無料査定依頼から現金受取まで

ピアノ買取の流れは、一般的に以下のステップで進みます。

  1. 無料査定依頼: ネットや電話で情報を入力し、査定依頼を行います。
  2. 査定結果の確認: 価格に納得できたら引取日を調整します。
  3. 引取日当日: ピアノの搬出が完了後に買取金額を受け取ります。支払いは現金または銀行振込となる場合があります。

安心できる対応

  • 細やかなサポート体制: 初心者の不安を軽減するため、業者選びの段階で相談窓口のスムーズな対応を確認しましょう。
  • プロの運送スタッフによる作業: ピアノ運搬はすべて専門スタッフが対応するため、安心して任せられます。

業者選びのポイント

信頼できる業者の特徴

  • 口コミや利用者の体験談の確認: 業者を選ぶ際、公式サイトだけでなく、実際の利用者の声を参考にしましょう。
  • キャンセル料の有無: 査定額に納得いかなかった場合、無料でキャンセル可能な業者が安心です。

思い出を未来へ繋げる活動

  • 愛着のあるピアノを大切に次世代に繋げるためにも、再生事業に力を入れている業者を選ぶと良いでしょう。
  • 工夫: ピアノの写真をアルバムにするなど、思い出を形に残すサービスも検討できます。

よくある質問とトラブル予防

  • 故障したピアノでも大丈夫?
    • 故障の内容によりますが、多くの業者は自社工房で修理可能なケースも多いため、一度査定に出すと良いでしょう。
  • 減額トラブルの対策:
    • 事前にピアノの傷や不具合の有無を正確に伝えることが大切です。

まとめ

思い出深いスタインウェイピアノを納得価格で売るためには、日頃の手入れ、業者選び、正確な情報提供が重要です。本記事を参考に、最適な売却方法を見つけてください。そして、新たな一歩を踏み出しましょう。

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はじめに

ピアノの処分を考える前にできること

長年一緒に過ごしてきた大切なピアノに傷や汚れが目立つようになると、「もう処分するしかないかな」と思うことがあるかもしれません。特に、アップライトピアノやグランドピアノを所有している場合、引越しや生活環境の変化をきっかけに処分を検討する人も少なくありません。しかし、その前に試してほしいことがあります。正しいクリーニングや手軽な補修を行うだけで、ピアノを再びきらめかせることができるのです。

ピアノは楽器であるだけでなく、インテリアとしても存在感を放つアイテムです。そのため、外見を整えることで価値を保つことはもちろん、愛着を再確認するきっかけにもなります。本記事では、家庭でピアノを美しく保つための具体的な方法をご紹介します。

この記事の目的

ペダル部分の錆や塗装剥がれ、鍵盤の黒ずみといった問題点を抱える方に向け、簡単なお手入れや補修方法を紹介し、ピアノの価値を見直す手助けを目的としています。

また、「ピアノを次の世代に引き継ぎたい」「手放す前に一度きちんとメンテナンスしておきたい」という方にも役立つ情報をお届けします。

ピアノの傷・汚れの主な原因と対策

主な症状と原因

ピアノの素材は木材、金属、フェルトなど多岐にわたり、それぞれに異なる傷や汚れが発生します。ピアノの外見や機能を保つためには、これらの問題の原因を理解しておくことが重要です。

外装

外装の劣化は、直射日光、湿気、ホコリ、手垢などが主な原因です。特に鏡面仕上げのピアノは非常にデリケートで、不適切な拭き取りが微細な傷を引き起こします。放置すると傷が広がり、輝きを失うことにも繋がります。

鍵盤

鍵盤部分は頻繁に触れるため、手垢や黒ずみが目立ちやすくなります。中には、爪による傷や子どもの落書きが残るケースもあります。汚れを放置すると見た目の悪さだけでなく、鍵盤の滑りが悪くなり演奏に影響が出ることもあります。

ペダル

ペダルは主に真鍮製であるため、湿気や足の汗によって青錆やくすみが生じやすい部位です。特に古いピアノはペダル部分の損傷が激しくなる傾向があり、日ごろのケアが大切です。

ピアノのお手入れの基本

日常的なお手入れのポイント

ピアノを長く美しい状態で保つには、日々の小さなケアが大切です。演奏後には柔らかいクロスで表面を軽く拭き、週に一度程度はホコリを取り除き、専用のクリーナーで磨くと効果的です。次のような用具を揃えると便利です。

  • 専用クロス: 鍵盤や外装の掃除に適した柔軟な布。柔らかく繊維の細かいものを選ぶと良いです。
  • 毛ばたき: ピアノの表面や隙間のホコリを優しく払い取ります。細かい部分にも手が届くものが理想です。
  • クリーナーやワックス: 鏡面仕上げにも対応した製品を使用すると安心です。傷を防ぎ、輝きを引き出します。
  • コンパウンド: 微細な傷や錆を目立たなくするための修復剤。正しい使い方をすれば一見してわからないほど綺麗になります。

避けたい行為

ピアノはデリケートな楽器です。長く美しい状態を維持するためには、以下のような行為を避けましょう。

  • 水滴をピアノ上に残したままにする。
  • アルコールや家庭用クリーナーを使用する。専用製品を用いるのがベターです。
  • ホコリを乾いた布で強くこする。

これらの行為は外装表面の光沢を失わせたり、傷をつけたりする原因になりやすいので注意が必要です。

簡単にできる補修術

外装

表面の傷やくすみは、専用コンパウンドで目立たなくすることが可能です。作業前にホコリを丁寧に拭き取り、力を入れすぎないように注意して磨きましょう。艶消しタイプのピアノでは特に慎重な作業が求められます。気になる場合は調律師に依頼することをオススメします。

鍵盤

鍵盤は汚れが溜まりやすい部分の一つです。乾拭きを習慣化することで汚れを防ぎましょう。しつこい黒ずみには専用クリーナーが効果的ですが、象牙鍵盤の場合には使用を避けるべきです。清潔な鍵盤は演奏する上でも快適さを与えてくれます。

ペダル

ペダル部分の青錆やくすみは、適切な製品を使えば簡単に改善できます。軽度の場合は布とコンパウンドで充分ですが、深い錆が発生している場合には専用のクリーナーを活用しましょう。

専門家に任せるべきケースとは

表面的な汚れや傷であれば自力で対処できますが、重大な塗装剥がれや内部機構の損傷は、専門業者に任せるのが最善です。無理に自分で修復しようとすると、逆にピアノをさらに傷めてしまう可能性があります。そのような場合には、調律師に相談することで適切な対応が可能となります。

ピアノの価値を高める工夫

買取時のポイント

ピアノは買取業者にとって外観も重要な評価ポイントになります。見た目を整えておくだけでも査定金額の上昇が期待できるのです。

  • 早めの売却: 製造からの経過時間が短いほど価値が高いケースが多いです。
  • 外観: 1cm以内の細かな生活傷の場合は、査定金額に影響しませんので、ご安心ください。
  • 付属品:グランドギャラリーでは、背もたれのない長方形の角椅子のみ無料でお引取りいたします。

これらの工夫によって、あなたが大切にしてきたピアノを次の所有者へと引き継ぐ準備が整います。また、業者選びも重要で、高価買取を掲げる会社に目を向けると良いでしょう。

まとめ

ピアノは適切なクリーニングやケアを施すことで、その寿命を延ばし、見た目や性能を復活させることが可能です。ただし、自分で対処できる範囲を超える場合には、専門家の知識と技術を頼ることが重要です。これにより、ピアノの価値を守るとともに、長く楽しむことができるでしょう。日々のちょっとしたケアが、ピアノと過ごす素敵な時間をさらに豊かにしてくれるはずです。ピアノにもう一度目を向け、可能性を見出してみてはいかがでしょうか?

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YAMAHA(ヤマハ) b121 中古ピアノ 人気のヤマハbシリーズ スタンダードモデル

人気のヤマハbシリーズから「b121」が入荷しました。

高さ121cmのスタンダードサイズで、より身近にピアノをお楽しみいただけます。

2014年製でピアノも新しく、本体、パーツともに状態も良好。

商品画像
商品画像

商品情報

メーカー名 YAMAHA (ヤマハ)
型番 b121
仕上げ 艶出し塗装
製造年 2014年
高さ 121cm
152cm
奥行 61cm
重量 241kg
白鍵 アクリペット
黒鍵 フェノール
ペダル数 3本ペダル(弱音装置付)
ハンマー b121専用ハンマー(オールアンダーフェルト入)
製造国 ヤマハ・インドネシア
その他 ソフトランディング機構(鍵盤蓋)
タイプ 中古アップライトピアノ
商品番号 924020273

 

はじめに

“音の透明感”とは何か


ピアノの音色を形容する言葉は数多くありますが、中でも「透明感」という表現は、多くのピアノ愛好家や演奏家が求める理想的な響きの一つです。この「音の透明感」とは一体どのような状態を指すのでしょうか。

透明感のある音とは、一つ一つの音がクリアに聞こえ、和音が濁らず、まるでクリスタルグラスを叩いたかのような澄んだ響きを持つ音色を指します。演奏者が意図した音色が聴き手にも明確に伝わることでもあり、高い集中力と繊細な表現が求められるピアノ演奏において非常に重要な要素です。

ピアノの構造と音の伝わり方

弦・響板・ハンマー基本構造の紹介

ピアノは鍵盤を弾くことで音を出す複雑なメカニズムを持っています。その中でも「弦」「響板」「ハンマー」は音を生むための重要な部品です。

鍵盤を押すと、ハンマーが弦を叩き、弦が振動して音が生まれます。この小さな振動を増幅し、空間に響かせるのが「響板」の役割です。弦の振動は響板に伝えられ、響板全体が共振することで私たちが耳にする豊かなピアノの音となります。

透明感の正体―響板・弦・ハンマーの科学

音の透明感を生む響板の働き


ピアノの音の透明感は響板に深く関わっています。木製の響板は、弦から伝わるノイズ成分を適度に取り除き、美しい倍音成分を増幅します。「クラウン」と呼ばれるわずかな曲面が響板に弾力をもたらし、豊かな共鳴を生み出します。

また、響棒が響板の木目と直角になるように取り付けられており、この配置によって共鳴効果と構造的な耐久性が向上しています。

弦と音色の関係


ピアノの弦は音色に大きな影響を与えます。高音域では細い弦、低音域では太く長い弦が使われ、低音域弦は銅線を巻いた構造になっています。この構造により幅広い音域と豊かな響きが実現します。

弦による総張力は約20トンにも及び、全体のバランスが音の安定性や色彩に大きく寄与します。

ハンマーの役割


ハンマーの形状やフェルトの硬度は、音のニュアンスに影響を与えます。フェルトが柔らかい部分で弦を叩くと柔らかい音が生まれ、硬い部分で叩くと鋭い音になります。

熟練した調律師によるフェルトの調整(整音)は、音色全体のバランスを整え、表現力を高める上で重要です。

透明感が表現される音響的特徴

評価基準

「音の透明感」という要素は主観的ではあるものの、以下の特徴で説明できます。

  • ・明瞭な一音一音の粒立ち。
  • ・混濁のない和音。
  • ・豊かな倍音を含む奥行きのある響き。

これらはピアノの構造や調律、演奏者のタッチの複合的な要因によって生み出されます。

タッチ・奏法と音の透明感

タッチ(押し方・弾き方)が与える影響


演奏者のタッチはピアノの音に大きな影響を与えます。鍵盤の押し方がハンマーの動きを変え、それが倍音成分に影響を及ぼすのです。

  • 柔らかいタッチではハンマーの柔らかい部分が弦に触れ、優しく温かみのある音色を生み出します。
  • 鋭いタッチでは倍音豊かな明瞭な音を生み出します。

プロのピアニストはこれを熟知し、場面に応じたタッチを駆使して多彩な音色表現を行っています。

調律師からのアドバイス

メンテナンスの重要性

日常のメンテナンスと調律はピアノの音の透明感を保つための鍵です。定期的な調律により音程を正し、音色を維持することができます。

湿度管理など適切な環境設定も、ピアノの状態と寿命に直結します。響板の割れや響棒の剥がれを防ぎ、長期間にわたって安定した音色を提供します。

調律作業のポイント

調律には「整調」「整音」が含まれ、これらによって鍵盤のタッチ感や音色の均一性が整えられます。特に小型ピアノでは調律師の技量がその性能を大きく左右します。

ピアノの寿命と音色

適切なメンテナンスが行われればピアノは80年以上の寿命を持つこともあります。長年使用することで音色が熟成され、より魅力的な響きを得られる場合があります。

まとめ

調律師視点で“音の透明感”を考える

ピアノの「音の透明感」は、響板、弦、ハンマーといった部品が巧みに組み合わさって生まれるものです。それを引き出すのは、調律師の技術と感性が大きな役割を担います。

演奏者のタッチや奏法は音をさらに磨き上げ、聴き手に感動を与える音色を届けます。

ピアノをもっと楽しむために

  • ・ピアノの構造を理解することでより深い関係を築けます。
  • ・定期的な調律と適切な環境設定により性能を維持しましょう。
  • ・自分らしい音色を見つけるため、タッチや奏法を試してみましょう。
  • ・信頼できる調律師との関係を築くことも大切です。

ピアノの「音の透明感」は偶然に生まれるものではなく、多くの努力と感性が結びついて実現します。これらを通じて、あなたのピアノライフがさらに豊かなものになることを願っています。

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はじめに

本記事の目的

ピアノの購入を検討している方の中には、価格を理由に中古ピアノを視野に入れているものの、その品質や寿命に対して不安を感じている方も少なくありません。本記事では、30年前のヤマハやカワイの中古ピアノが現在でも使用可能であるか、そして「長持ちするピアノ」を見極めるための条件について、専門家の視点から詳しく解説します。中古ピアノ購入における心理的なハードルを下げ、安心して長く使える一台を見つけるための情報を提供することを目的としています。

30年前のヤマハ&カワイ中古ピアノの“寿命”と特徴

アップライトピアノ/グランドピアノとは


ピアノには大きく分けて、壁際に設置する縦型の「アップライトピアノ」と、弦が水平に張られた「グランドピアノ」の2種類があります。アップライトピアノは省スペースで設置しやすく、一般家庭で広く普及しています。一方、グランドピアノは弦が長く響板も広いため、より豊かな音量と多彩な表現力を持ち、コンサートホールや専門家によく選ばれます。

ピアノの寿命を左右する主な要素

ピアノの寿命は、一般的に30年から100年以上とされており、「半永久的に使える楽器」とも言われます。しかし、これは適切なメンテナンスと良好な使用環境が保たれている場合です。ピアノの寿命を左右する主な要素は以下の通りです。

    • 製造メーカーと品質: 信頼できる大手メーカー製であるか、使用されている材料の品質が高いか。

 

    • 使用環境: 湿度や温度の変化が激しい場所、直射日光が当たる場所は木材の劣化や金属のサビを引き起こし、寿命を縮める原因となります。

 

    • 使用頻度: 毎日長時間演奏するピアノと、年に数回しか弾かないピアノでは、部品の消耗度が大きく異なります。

 

    • メンテナンス状況: 定期的な調律や修理、部品交換が行われているかどうかは、ピアノの寿命を大きく左右します。

 

ヤマハ・カワイ中古ピアノの特徴

ヤマハとカワイは、日本が世界に誇る2大ピアノメーカーであり、どちらも高い品質を誇ります。

    • ヤマハピアノ: 全般的に明るく煌びやかな音色と軽快なタッチが特徴です。特に昭和30年代から50年代のアップライトピアノは、現行の新品よりも良い音やタッチを持つものが多いと評価されています。

    • カワイピアノ: 落ち着いたまろやかな音色と重めのタッチが特徴です。早くからアクションにプラスチック素材を取り入れていますが、スティック(アクションの動きが悪くなる症状)の発生には湿度管理が重要になります。

 

30年前のヤマハ・カワイのピアノも、適切な手入れがされていれば現役で十分使えるものが多いのが実情です。

使用状況と置かれていた環境がもたらす影響

使用頻度による消耗度の違い


ピアノの部品は使用すればするほど消耗します。特にハンマーやフェルト、弦といった部分は、演奏頻度と強さに比例して劣化が進みます。

例:小学生が1日1時間練習した場合

例えば、小学生が1日1時間程度ピアノを練習するような家庭での使用頻度であれば、消耗の度合いは比較的緩やかです。しかし、同じ1年でも音大生が毎日数時間、高度な練習で激しく弾き込む場合とは、部品の消耗度が大きく異なります。調律師によれば、毎日5時間練習を5年間続ければ、何らかの不具合が出てくる可能性があるとのことです。長期間使用する中で、ハンマーのフェルトが硬くなったり、弦に溝が深く入ったりすることで音色が悪くなることがあります。その際は調律師へご相談いただき、部品の調整や交換を行っていただきます。

設置環境(湿度・温度・直射日光など)の重要性

ピアノは木材、フェルト、金属など多様な天然素材で構成されているため、湿度や温度の変化に非常に敏感な楽器です。

    • 湿度: 理想的な湿度は40〜60%程度。湿気が高すぎると木材やフェルトが膨張し、鍵盤の動きが悪くなったり、金属部分にサビが発生したりします。カビの発生原因にもなります。逆に乾燥しすぎると、木材が収縮してひび割れや部品のゆるみが生じ、雑音の原因となることがあります。

 

    • 温度: 理想的な温度は15〜25℃程度。急激な温度変化はピアノに大きな負担をかけ、音程の狂いや部品の劣化につながります。

 

    • 直射日光: 直射日光が当たる場所に設置すると、外装の変色や木材の反り、ひび割れの原因となります。

 

    • 空調の風: エアコンや暖房器具の風が直接当たる場所も、乾燥や結露の原因となるため避けるべきです。

 

人が快適と感じる環境が、ピアノにとっても最適な環境と言えるでしょう。設置場所は直射日光が当たらず、風通しが良く、湿度・温度が一定に保たれる場所を選ぶことが重要です。

中古ピアノの「長持ち」の条件

長持ちするピアノ選びのポイント

長持ちする中古ピアノを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。

    • 信頼できる販売店を選ぶ: 中古ピアノは個体差が大きいため、しっかりとしたメンテナンスを行う技術者が在籍し、アフターフォローが充実している販売店を選ぶことが最も重要です。修理工房を併設している店舗であれば、より安心です。

 

    • 響板とフレームのチェック: 音を響かせる重要な「響板」にひび割れや駒の沈下がないか、また「フレーム(金属プレート)」に折れやひび割れがないかは、楽器として致命的な欠陥となるため、必ず確認しましょう。

 

    • 鍵盤のチェック: 鍵盤の高さが揃っているか、横揺れがないか、スムーズに動くかを確かめます。

 

    • ペダルのチェック: ペダルを踏んだ時にガタつきがないか、適切に機能するかを確認します。

 

    • 音色とタッチ感の確認: 実際に試弾してみて、自分好みの音色と弾き心地であるかを確認することが大切です。弾けない場合はスタッフに弾いてもらいましょう。

 

調律・オーバーホール・部品交換の実例

ピアノは適切に手入れをすれば100年以上使えると言われる丈夫な楽器です。しかし、ハンマーや弦、フェルト類などの消耗部品は耐用年数がくれば交換が必要です。

    • 調律: ピアノの弦は約230本あり、それぞれ約90kgの張力で張られています。この張力は時間とともに緩むため、少なくとも年に1回は調律が必要です。調律は音程を合わせるだけでなく、ピアノの健康診断としての役割も果たします。

 

    • 部品交換: ヤマハのアップライトピアノでは、フレンジコードやブライドルテープといった部品が経年劣化で切れたりひび割れたりすることがあります。カワイのアップライトピアノでは、バットスキンやキャッチャースキンといった人工皮革部品が劣化しやすく、質の良い本革への交換が推奨されます。これらの部品は、交換することでタッチ感や音色を改善し、演奏性を高めます。

 

    • オーバーホール: ピン(弦を巻く部品)が緩んで調律不能になった場合や、ハンマーの劣化が著しい場合などには、ピンや弦、ハンマー、フェルト類などの主要部品を全て交換するオーバーホールが必要になります。これにより、新品に近い状態に回復させることが可能です。費用はアップライトピアノで50万円から60万円以上が目安となります。

 

メンテナンスの実際と専門家現場のこだわり

1年に1回の調律や消耗パーツ交換の必要性


ピアノを最適な状態で維持するためには、1年に1回の調律が基本です。演奏頻度が高い場合や、湿度・温度の変化が激しい環境では、年2回以上の調律が推奨されます。調律は、単に音程を合わせるだけでなく、「整調(アクションメカニズムの調整)」と「整音(ハンマーの音色調整)」という、ピアノの性能を最大限に引き出すための重要な作業を含んでいます。これらの作業を怠ると、音色やタッチが悪くなり、演奏の質が低下するだけでなく、部品の劣化を早めることにもつながります。消耗パーツは、基準値に満たないものは交換することで、快適な演奏性を保てます。

グランドギャラリーの整備基準について


グランドギャラリーでは、すべての中古ピアノを自社工房でメーカー品質のメンテナンスを行っています。厳しい基準のもと検品を行い、状態の良いピアノを選別し、修理・調整・展示しています。基準値以下の部品は交換し、基準に満ちているものはオリジナルパーツを大切に使用することで、ピアノ本来の個性や魅力を引き出すことにこだわっています。

調律師や修理現場のエピソード

多くの調律師は、昔の日本のピアノ、特に昭和時代に製造されたヤマハやカワイのアップライトピアノは、現在の新品よりも良い音やタッチを持つものが多いと感じています。当時は良質な木材が使われており、熟練工による手作業の要素が大きかったため、ピアノそのものの作りがしっかりしているという見方があります。しかし、経年による部品の劣化は避けられないため、適切な修理と調整が不可欠です。

例えば、ヤマハの古いアップライトピアノに特有のフレンジコードの劣化は、多くの調律師が交換を推奨する箇所です。また、カワイのプラスチックアクションにおけるスティック現象は、湿度管理が不十分な環境で発生しやすい問題です。調律師は、これらの個々のピアノが抱える問題点を見極め、それぞれのピアノのポテンシャルを最大限に引き出すために日々努力しています。

中古ピアノ購入前に知っておきたい注意点と安心材料

新品・中古の比較と選び方

  • 新品ピアノのメリット・デメリット:
      • メリット: 部品が全て新しいため故障のリスクが低く、長持ちします。メーカー保証がつき、購入後の安心感があります。デザインのバリエーションも豊富です。また、弾き込むことで自分好みの音色に育てる楽しみがあります。

     

      • デメリット: 中古に比べて価格が高くなります。音質が安定するまでに1〜3年程度の弾き込みが必要な場合があります。

     

  • 中古ピアノのメリット・デメリット:
      • メリット: 新品より低価格で購入できるため、予算を抑えられます。高品質な材料を使った年代のモデルや希少価値の高いピアノに出会える可能性があります。すでに木材が熟成され、安定した音色を楽しめることが多いです。

     

      • デメリット: 部品が損傷・劣化している可能性があり、購入後に高額な修理費用がかかるリスクがあります。購入前にきちんとピアノの状態をみて確認しておきましょう。また前のオーナーの弾き癖が残っていることがあります。

     

どちらを選ぶかは、予算、重視するポイント(音色、タッチ、デザイン、保証など)、そして何よりも「実際に弾いてみて、自分にしっくりくるかどうか」で判断することが大切です。

買い替え判断や修理費用の目安

    • 修理の判断基準: 音が出ない、鍵盤の戻りが悪い、異音がするなどの不具合がある場合、調整・修理が必要です。特に、響板やフレームに致命的な欠陥がない限り、どんなに古いピアノでも修理不能なケースはほとんどありません。

 

    • 修理費用の目安:
        • 軽度な修理・調律: 毎日弾いているピアノの調律費用は年間1万円以上が目安です。長期間放置されていたピアノの調律は、放置年数に応じて基本料金が設定され、部品交換などが必要な場合は追加費用がかかります。

       

        • オーバーホール: 弦やハンマー、フェルト類など主要部品の全交換を含む大規模な修理は、数十万円(アップライトで50〜60万円以上、グランドで120万円以上)かかることがあります。

       

        • 部分的な修理: 例えば、ヤマハのフレンジコードやカワイの人工皮革部品の交換など、特定の消耗部品の交換であれば、数万円から十数万円程度で済むことが多いです。

       

    • 買い替えのタイミング: 電子ピアノと異なり、アコースティックピアノは適切にメンテナンスすれば長く使えるため、「何年で買い替えるべき」という明確な基準はありません。しかし、大幅な修理費用がかかる場合や、現在のピアノの状態に不満がある場合は、買い替えを検討する良い機会となるでしょう。

 

中古でも安心できる理由

    • 専門家による整備: 信頼できる中古ピアノ販売店では、ピアノの専門家(修理職人やベテラン調律師)が1台1台丁寧に点検し、必要な修理や調整を行ってから販売しています。これにより、見た目はもちろん、内部の状態も安心できるレベルに引き上げられています。

 

    • メンテナンス履歴の開示: 整備の履歴を明確に提示している販売店であれば、どのような作業が行われたかを知ることができ、透明性が高いです。

 

    • 充実したアフターサービス: 購入後の保証期間や調律、修理への対応など、アフターサービスが充実している販売店を選ぶことで、長期的に安心してピアノを使用できます。

 

まとめ・安心して中古ピアノを選ぶために

専門家からのアドバイス

30年前のヤマハやカワイの中古ピアノでも、適切なメンテナンスが施されていれば十分に長く使える「良いピアノ」です。特に、昭和の時代に作られた国産ピアノは、良質な木材が使われており、楽器としてのポテンシャルが高いものが多いと評価されています。

中古ピアノ選びで最も大切なのは、「信頼できる販売店」を選ぶことです。豊富な在庫の中から、経験豊富な技術者が丁寧に整備・調整したピアノを選び、購入後のアフターサービスまで含めて相談できる場所を見つけることが成功の鍵となります。

読者へのメッセージ

中古ピアノの購入は、新品にはない「熟成された音色」や「コストパフォーマンスの高さ」といった魅力があります。不安を感じるかもしれませんが、本記事で解説した「長持ちするピアノの条件」や「チェックポイント」を参考に、ご自身の耳と感性を信じて、じっくりと納得のいく一台を探してみてください。

ピアノは、弾き込むほどに自分だけの音色を奏で、愛着が湧いてくる特別な楽器です。適切な手入れをすれば、あなただけでなく、次世代へと受け継ぐこともできるでしょう。中古ピアノでも安心して、素晴らしいピアノライフを送ってください。

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